子どもの学芸会はビデオカメラで「音を撮る」ことも意識しよう

ギョーカイ話
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こんにちは。今日はホームビデオの話をしたいと思います。

息子の学校行事で音楽会がありまして(生徒が演奏するやつ)、ビデオ片手に体育館へ向かったわけですが、そこでびっくりすることがあったんです。

それは、音楽会を撮影に来ているのに、誰一人イヤホンで録音状況を確認しながらビデオを回している保護者がいないこと。


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運動会の撮影なら100歩譲ってわかります。外部マイクがないのもまあ一般的でしょう。

でも、音楽会を撮影するなら、いちばん大切なのは「音」ですよね?

どんな音がいまカメラで記憶されているのかを確認せずにビデオを回すってのは、プロの現場では絶対にやらないわけです。大事なのはアウトプットだから。

「当たり前じゃん、素人なんだから」と嫁にも言われましたが、これはもったいない。

世のお父さんお母さん、学芸会や音楽会などの「音も大事な行事」を撮影するときは、イヤホンを差して、音を聞きながら撮影してみてください。壁に音が跳ね返るからこっちで撮ろう、とか、おしゃべりがうるさい人がいるから場所を移動しようとか、耳で聞くとすごくわかるものです。

僕が今日使ってたカメラだって、普通のハンディカムに1万円ちょいのマイクをつけただけ。それでも音はグッと変わります。

ビデオカメラの内蔵マイクは周りの音を拾うようにできてまして、僕のハンディカムもデフォルトは5.1ch録音。撮影者が話しかけてカメラの向こうの子どもが応える、みたいな用途には適しているんですが、これだと演奏中にぺちゃくちゃ喋っているババアお母様たちの声もガンガン拾ってしまうわけです。

そこで、マイクの向いている方向だけを録音する外付けマイクが活躍するわけです。今日なんて撮影しながら喋ってる親とかいるんですよ。「全員のカメラにその声録音されんだよ!黙ってろ!」なんて言うとトラブルのもとですから、外付けマイクを買いましょう。
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メーカー純正のものもありますから、機材とか難しくてよくわからないという方はこういうマイクがいいと思います。1万円で買えますし。

子どもの頑張る姿だけでなく、その声・音までも綺麗に残してあげてくださいね。

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