先日、ものすごく困ることが起きました。
トイレを流しても上から水が出てこないんです!
タンクに水が溜まらないってことは、次の人が困りますし、これは即「水のトラブル」に電話か!
と思ったんですが、どうやら○万円ほど取られるらしいんです。
だったら自分で直してやる!ということで、人生初のトイレ修理の手順をここに残しておきます。同じ症状で困っている人がいたら参考にしてみてください。
「ダイヤフラム」という部品が壊れているかも
色々と調べた結果、水を汲み上げる「ダイヤフラム」という部品が経年劣化しやすく、まずはここを疑うといいらしい。早速トイレを開けてみましょう。
よいしょっと。手洗い管がまっすぐ通っているので、垂直に持ち上げると空きやすいです。
黒いのがケースカバー。プラスドライバーが必要です。
ここであると便利なのが電動ドライバー。安いのでいいので、1本あると何か役に立ちます。
アイリスオーヤマ 電動ドライバー 充電式 RD110-W ホワイト
パカッと取れました。
ウオシュレットの電源が通っているので、必ず主電源を落としましょう。
これですね。小さい方のボタンを押すと電源が切れます。
抜いたコネクターに水がかかると大変なので、テープで固定してください。
水はね防止のフタをとります。
うひゃー!カビだらけ!
それもそのはず、この家にもう9年住んでますが、初めてトイレのタンク開けました。みなさんも大掃除の時に開けてみるといいかもしれません。
ついでなんで掃除しておきましょう。ゴシゴシ。
さて、不具合が出ているのがこの部分です。水がシューシューと漏れています。
あー、水がうまく流れてないみたいですね。これを確認したら部品を外す前に、水道の元栓を閉めないと水浸しになります。
玄関のメーターボックスを開けて水道の元栓をグルングルン回しましょう。
元栓を締めたら、浮き玉レバーを外します。
続いて、プラスチックのナットを外します。
出ました。この部分がダイヤフラムです。
触っただけで手が真っ黒になるほどゴムがダメになってました。
ほら、なんか詰まってる。
定価713円のダイヤフラム
我が家のトイレはTOTOのZE1。TOTOのホームページで対応のダイヤフラムを調べると、「HH11113」と出てきました。早速Amazonでポチろうと思ったらちょっと待った!
ユーザーレビューを見ると、
「このHH11113と同じくTH405Sがありますが、どちらも中身は同じものでパッケージ違いですのでどちらでもOKです」
「TH405S と HH11113は部品としては同じもので 後者には説明書が付きます。説明書内容は「HH11113 説明書」で検索すれば簡単に見つかりましたので、説明書無しで安いTH405Sを購入しました」
なんて書いてあるじゃないですか!
「HH11113」は1433円。
「TH405S」は664円と半額以下!
いつの時代も無知はカモにされるんですね…。
Amazonとはいえ届くのに2日はかかります。その間トイレの給水をペットボトルで代用するのも辛いので、ホームセンターへダッシュしました。
トイレの部品っていっぱいあるんですね。どこが壊れても自分で直せそう。
ありました!TH405S!
確かに説明書も何も入ってないですけど、説明書なくても大丈夫です。
さっき外した部品とは大違い。新品はこんな感じなのかー。
付け方は簡単。ただ乗せるだけです。
ナットを元に戻して、レバーを付けたら水の元栓を開きましょう。できればこの時、家族などに水が吹き出さないか見張ってもらうといいでしょう。一人暮らしの方はラップとかゴミ袋でガードしておくと安心です。
ヒャッハー!!水が出たあああああ!!
あとは元通りにカバーをして、手洗い管をセットしたら完成です!!
700円で直ってしまいました。
もちろん、「水のトラブル」のところは深夜でも電話一本で来てくれて直してくれるんですから、それに数万円払うのは当たり前っちゃ当たり前です。人が動くってそういうことです。
でも、ホームセンターに行く手間や、Amazonが届くまで待てるという人は、ぜひ自分でやってみてください。簡単ですよ。