新宿思い出の店「BERG(ベルク)」久しぶりに行ったらタバコの臭いに耐えられない体になっていた

おっさんの日常
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新宿東口の地下街、JRの改札を出てすぐのルミネエストにあるビア&カフェの店「BERG」。
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ここでコーヒーを飲むようになった時、「ああ、大人になったな」と思ったものです。

会社が渋谷から新宿に戻ってきたのに一度も行っていなかったので久しぶりに行ってみました。ここはずっとルミネと立ち退き抗争をやっていて、店を守ろうというファンの方もたくさんいる有名店。壁にはチェキが所狭しと貼られています。
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ホットドッグセットを頼んで、カウンターに陣取ると…
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タバコ臭い。


僕、あまりタバコの臭いは気にしない人で、都民ファみたいな禁煙ファシストは大嫌いなんですが、それでもどうにもこうにもタバコ臭い。なんだこれ。
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BERGは喫煙可で、きっと何十年も前からずっとタバコは吸われていて、僕が初めて訪れた20年前も同じ臭いがしていたはずなんです。いやもっとモクモクだったに違いない。

じゃあ何が変わったのか。

僕が変わってしまったんですね。

タバコを吸いながらの仕事が当たり前だった2000年代前半

ラジオのAD時代は局内の喫煙は当たり前で、制作部はいつもモクモク。朝来たら先輩の灰皿を片付けるところから一日が始まっていました。 それぞれのディレクターの銘柄は頭に入れていましたし、パシるの面倒だからカートンで買っておいてロッカーから出していたくらいです。

常備ライターは2~3個持っていて、先輩の「火ある?」に対応したり、出演者が忘れたときに差し上げたりするのがADとしての心得でした。

あれから17年。分煙どころか完全禁煙の店も増え、非喫煙者の僕がタバコの煙に触れる機会もめっきり減りました。煙に対する抵抗力がだいぶ落ちたみたいです。

僕の思い出の中のBERGはキラキラしていて、 タバコの臭いまでは脳内再生されなかったんですね。「昔は良かった」というのがおっさんの常ですが、そんなことはないんだなと。

ガンになるとか健康被害とか別にいいんです。ただコーヒーの香りよりタバコの臭いが強いのは無理だ…。禁煙スペースに行っても食事をできる状態じゃない。なんでこんなひ弱な体になってしまったのでしょうか。

あの頃にはもう戻れないんですね。

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