少子化対策のカギは、子育て支援より「子作り支援」

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新年早々、堀江さんが楽しい議論を展開中ですが、とりあえず子育てが仕事の何倍も大変、というのは保育園が休みだった年末年始で身にしみております。ちなみに堀江さんも子供いるんだよね。

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「泣く子どもには睡眠薬を」……ホリエモンの公共交通機関でのマナーが物議
http://news.livedoor.com/article/detail/8405604/

それに対し、こんなエントリーも。

「可哀想な母親アピール」をすれば、周りは何とか「仕方ないよね」と許してくれそうな気がする。私は日本社会に対し、その程度の信頼はしています。

そんなふうに「可哀想な母親」を演じてしまうだろう自分は、とても浅ましいと思う。と同時に、そんな演技をしなければ、「お前の赤ちゃんうるせーな、チッ」と言われてしまうような社会では、子どもを産みたくないなぁとも思いますが。
ホリエモン「泣く子供に睡眠薬」には「可哀想な母親アピール」でOK?-北条かや

こんな騒動を見ると、子供産みたくないな…と思ってしまう気持ちも分かります。
ですが、少子化はなんとかしなければいけないのです。

2040年の日本の人口1億990万人という想定は、現在1.4程度の出生率(1人の女性が生涯に産む子供の数)が1.55まで上昇することが前提となる。つまり、今よりも子育てがしやすい社会を目指さなければならないが、それでも人口は減るのだ。
通勤ラッシュも少しは緩和? 2040年の日本の人口1億人 「どうなる、30年後のニッポン!」-ヤフー政策企画

子育てしやすい社会も大事ですけど、まずは子作りしやすい社会じゃないですかね。

日本人の夜の営みの回数は、世界でもずば抜けて少ないことが知られています。

性生活の頻度は?世界最新ランキング―英・デュレックス社

1位 ギリシャ 164回
2位 ブラジル 145回
3位 ロシア・ポーランド 143回

最下位 日本 48回
http://www.mw-personal.jp/fufunosei.html

世界で最も夜の営みが少ない民族がわれわれ日本人です。これをなんとかしないと。

お前どうなんだと言われれば、そんなに頑張れるわけないだろ、と答えざるを得ません。

仕事して子育てして夜も頑張るとかムリでしょ。二人目ともなると、一人目が寝静まってから夜中に起きてそっからとかですよ。毎朝5時起きなのに。寝ますよそりゃ。

そこで、子作りのしやすい社会にするにはどうしたらいいのか、朝の通勤電車で考えてみました。

性策提案その1、子作り休の導入

産む、育てるの前に「作る」がないと何も始まりません。そこで、産休・育休に加えて、「子作り休」を提案します。

女性が妊娠しやすいタイミングは1ヶ月に1週間弱、その期間に休みを取りやすくする。半休でいいんです。朝まで頑張って、昼まで寝て、午後出社。それだけで出生率上がると思う。マジで。

二人目、三人目が欲しいご家庭には、昼間、子供が幼稚園や小学校に行ってる間に、一時帰宅して頑張っていい昼休み延長制度や、早めの帰宅で頑張ってる間を預かってくれる延長保育制度、午前中預けてから頑張れる子仕込み半休などの導入が効果的ではないでしょうか。

後は男子として、休みを申請しやすいのも重要。「部長、ちょっと頑張ってきます」「うむ。」みたいな光景が目に浮かびます。うむ。

性策提案その2、ED治療薬(バイアグラ・レビトラ・シアリスなど)を保険適用に

高校生じゃないので、常に教師ビンビン物語というワケには参りません。抱きしめてトゥナイトと言われても、晩婚化の影響は男性にも出るのです。お酒を飲むとさっぱりダメ。という体質の方もいるでしょう。むしろ、なぜED治療薬が保険適用外なのか、意味が分かりません。

厚労省の分析は主として、少子化を女性の側の問題と捉えているようですが「子づくり」が男女の共同作業である以上、パートナーである男性の問題として考えることも重要でしょう。
EDって不妊症の原因になるの?-オールアバウト
http://allabout.co.jp/gm/gc/418268/

以前から噂されていたED治療薬として使用されていたものが、なんと来年あたりから健康保険の対象となる可能性が高まってきています。
厚労省の大英断!ED治療薬が保険適用か?-五本木クリニック院長ブログ
http://www.gohongi-beauty.jp/blog/?p=3271

お年寄りの保険料で財政赤字まっしぐらなんですから、国を挙げて、元気な夜を支援していただきたい!頑張れ厚労省。田村大臣夜強そう。(右)

田村憲久

性策提案その3、子作りする場所の提供

子供を預けて働ける保育園を増やすこと、大事です。そこにプラスして、子作りする場所を増やすことも大事だと思うのです。婚姻率を上げるよりも、今いる夫婦にもう1人産んでもらったほうが効率がいい。一人っ子が減ることで、社会への適合性を持った子供が増える。メリットだらけです。

すでに子供のいる家庭の最大のハードルは、子どもが寝静まらないと子作りできないこと。2人目ならまだしも、3人目が欲しいというご夫婦は子供を2人寝かさないと始められない。さぞかし大変でしょう。

そこで、大手町や新橋などのビジネス街に、昼休みにサクッとできるホテル街を作り、休憩クーポンや割引券で国が補助。共稼ぎの夫婦には1で提案した昼休みの延長措置。専業主婦のご家庭は、先に奥様がチェックイン、シャワーを浴びて待ってていただく。旦那は昼休みに合流して、30分で済ませて5分で昼食べて戻る。もしくは残業前に1時間中抜けして頑張る。気分転換にもなりますね。

キャッチフレーズは「昼休みに、会社帰りに、ちょっとした隙間時間にトゥギャザーしませんか?」

性策提案その4、性への意識改革

エロ本を有害図書とか言ってる時点でダメです。エロしか少子化を救う道はないのです。日本人はエロを隠そうとします。むっつりスケベが美学なのです。そこを意識改革し、欧米やラテンを見習いあのオープンさ、人前でキスしてハグしてなんなら抱いちゃうぞくらいの勢いがないと。

出会った日に体を許すなんてはしたない、みたいな。そういう意識から改革しましょう。
1億総肉食化ですよ。

さらに、少子化の一因は、行き過ぎた性表現の規制にあるのではないでしょうか。
子供の頃はバカ殿様で毎回腰元ポロリがありました。オールスター水泳大会なんて、アイドルが騎馬戦して、水着からポロリがセットだったんですよ? 今も番組があれば恵比寿マスカッツが出て、ぽろんぽろんしてたわけですよ。そういうのを「教育上よくない」みたいなPTAがつぶして少子化を招いた。

猛省して下さい。おまえは木の股から生まれてきたのかと。

文部科学省は教育体制を改め、夜のスポーツとして推奨していくのはどうでしょう。競技化もありですね。東京オリンピックで正式採用されれば、先進国の少子化が一挙に解決です。

さて、4つの提言、いかがでしょうか。「子育て」と「子作り」卵が先かニワトリが先か。
ひとつ確実なことは、新たな命は子作りでしか生まれないという事です。

明るく楽しく子作りが出来る社会を公約に、誰か都知事選立候補して下さい。応援します。

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