すっかり寒くなってきましたが、この季節の楽しみといえば「カキフライ」ですよね。
美味しいカキフライはどこに行ったら食べられると思いますか?
そう、魚市場です。
観光地ではないもうひとつの魚市場「足立市場」
東京の魚市場といえば築地市場が豊洲に移動して大騒ぎでしたが、東京にはもう一つの魚市場があります。それがここ「足立市場」。京成線の千住大橋駅から徒歩3分ほど、北千住からだと20分くらい歩いたところにあります。
足立市場の食堂街には、寿司の名店「武寿司」なんかもあるんですが、今日のお目当ては「カキフライ」。
数件となりの椎橋食堂さんにやってきました。
「時価」を頼めるようになったら大人の仲間入り
店の入口に大きくはられた「赤崎産入荷 カキフライ 時価」の文字。三陸大船渡の高級牡蠣の産地「赤崎」のカキフライですよ。これはやべえ。
時価っていくらだろう…ドキドキしながらお店に入ると、カキフライは1200円!(定食にすると1550円)。サラリーマンのランチにしては高いですが、市場に入荷したての赤崎の牡蠣ですよ。豊洲のように観光地価格でボッタクられることもなく、良心的な値段だと言えるでしょう!
椎橋食堂さんは市場で働く人たちのためのお店なので、昔ながらの定食屋さん。昼前に行きましたが、市場の皆さんは一杯やってる時間でした。観光客はほとんどいません。
待つこと15分。カキフライ定食がドーンとやってきました1
うひょう!カキフライがデカイ!火を通してこのサイズってことは、生のときは相当大粒ですよこの牡蠣は。
こんなにいい牡蠣に、いきなりソースをドボドボかけてはもったいない。レモンを絞ってそのままいただきましょう。
牡蠣が甘い!生臭さもない!口いっぱいに広がるミルク感。これは魚市場ならではのフレッシュさです。うまい!
ソースはキャベツだけにかけて、口の中に余韻があれば十分。牡蠣はレモンだけで!
味に変化をつけたいときはカラシが付いていますので、刺激を楽しんでください。
普段は食べない白米ですが、このジューシーなカキフライを載せたらとんでもない破壊力!
箸休めも充実していて、これぞ食堂って感じです。
お会計はなんとそろばん。レジなんてありません。最高ですね。
お店は朝5時半からお昼1時半まで。平日が難しいという方には土曜日もやってますので、ぜひ穴場の足立市場へ来てみてください。豊洲みたいに飲食店に何時間も並ぶ必要まったくないですから。
あー、美味しかった…。ごちそうさまでした!
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