過剰歯を1時間前に抜いてきました。麻酔で感覚のない口の中からダラダラ血を出しながら、鉄の味でブログをお届けします。
虫歯の治療より痛くなかった
僕は元々歯が多く、通常28本のところ、32本あります。(奥歯が1本ずつ多い)。
今回、33本目の歯が見つかり、「抜いておかないと、となりの歯が虫歯になったりしちゃいますねー」
という先生の勧めもあり、清水の舞台から飛び降りるつもりで過剰歯の抜歯に挑みました。
元々は、別の虫歯の銀歯が取れて、その治療で歯医者さんに駆け込み、ついでに歯石取って過剰歯も取るという流れで、通院は全部で4回。
初診-レントゲン、銀歯の取れた歯の処理。白いヤツで埋めなおして完了。
2回目-歯周病の検査(結構痛い、血まみれ)から下の歯の歯石取り
3回目-歯石取り二回目(上の歯)からの、「過剰歯抜きませんか?」のお誘い
4回目-抜歯。
結論から書きますと、「虫歯の治療より痛くなかった」
抜いたばかりなので、麻酔が切れて痛くなったりしたら、書き直します。はい。
(※追記 麻酔が切れても痛くなりませんでした)
過剰歯の抜歯にはドリルを使わない
何がいいって、歯を削らないのであの恐怖のドリルの音と振動がない。歯医者さんの怖さって、あの
「チュイーーーーーーン」
という音が8割を占めていたんですね。
ダブル麻酔で痛みをカバー
まず、麻酔の注射が痛くないようにする注射をします。ややこしいですね。歯茎の奥に注射針を刺す前に、まずは表面に麻酔をするわけ。チクっとはしますけど、全然痛くありませんでした。その後5分ほどして本番の麻酔。奥のほうにズブォ!ってやられますが、前の麻酔がしっかり効いていて痛くない!医学ブラボー。
本命の麻酔がまた5分くらいで効いてくるので、施術開始。
施術って言うか、「ペンチで挟んで力ずくで引っこ抜く」んですね。アナログ万歳。小さな過剰歯だったので挟みにくかったらしく、先生も30分ほど苦戦。長い。口開けっ放しで、アゴがガクガクしてきます。処置自体に痛みは無いものの、歯を抜くのが力ずくだから、器具の持ち手の部分が、麻酔していないほっぺの内側をグリグリ押してきて、これが地味に痛い。頬骨折れるかと思ったw
でも不思議なもので、歯が痛くない分には耐えられるんですねー。
痛かったら素直に「痛い」と言ったほうがいい
途中、36歳にもなったおっさんが「痛い痛い」いうのもカッコ悪いので我慢してたら、
先生「あれ、痛い?」
僕「ほっへがいらいれふ(ほっぺが痛いです)」
先生「我慢しないで言ってよー。はい(ブスリ)」
と、麻酔を追加されました。最初から痛いって言えばよかった。
追加麻酔で無敵モードになった僕の口の中を、パワフルにグリングリンと処置し、無事に歯が抜けました。
ちょっとグロいですがこちらが過剰歯です。
大きさ比較で米粒(無洗米)と並べてみた
迷ったら抜いておけ
なぜに今回抜歯の事を書こうと思ったかというと、小さな過剰歯だと、先生も「抜きます?どうします?」って選択権をこっちにゆだねるんですよ。で、痛いのイヤだから断ろうか、でも将来痛くなったら困るから今のうち抜いておこうかって迷うんですね。僕もかなり迷って、いろいろググって、結果抜くほうを選んだんですけど、これから迷う人のためにログを残しておきたかったんです。もう少し続きます。
帰りに薬を2種類処方され、1個がセフジトレンピボキシル(抗菌剤)、これは3日で全部飲んでくださいとのこと。もう1つは痛み止め、ロルカム3回分。痛くなったら飲んでくださいと。使わないで乗り切りたい。
そして、「抜歯後の諸注意」を渡されました。
- 痛み止めのお薬は、間隔を6時間位あけてください。
- 抗生物質は、全て飲みきって下さい。
- 今晩のお風呂は、長湯を避けてください。
- 血が止まりにくくなりますので、お口を何度もゆすがない様にしてください。
- 血が止まらないような場合は、清潔なガーゼを5分ほどかんで下さい。
抜いた所は、治りが早いように縫ってありますので、つっぱる感じがあります。(僕は縫ってないので消してある)- アルコールと喫煙は、ほどほどに(今日は飲まないで下さいって言われました)
- 抜いたところ以外の歯をよく磨いて下さい。
- 腫れてしまったときは、冷たいタオルで冷やしてください(意外と雑な指示)
治療全4回のお値段は6980円。健康保険ってありがたいですね。
抜けた歯、何かに似てると思ったら…
寿司でした。
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