株価が600円暴落したので、日経平均9000円時代の本で勇気出す

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東京は雪です。心も体もマーケットも冷えきっています。
日経平均大引け、大幅続落 600円超安で4カ月ぶり安値-日本経済新聞

凍えそうな季節に愛をどうこう言ってもしかたないので、2009年11月出版、日経平均価格9640円・1ドル89円時代に書かれた、内藤忍さんの「60歳までに1億円つくる術」を読み返しました。


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リーマン・ショック翌年に書かれたこの本は「去年は大変だったけど、長期で見れば投資は明るい」ということを説いています。そしてこの本に書かれた通り、日経平均は5000円上がって、為替も10円以上円安。昨日暴風雨があったけど(雪だったけど)トータルすれば明るくなってることが実証されてます。

内藤さんはBLOGOSにも古くからご参加いただいていて、難しい事柄をやさしく書かせたらピカ一。とにかく文章が読みやすい。一般投資家のおじちゃんおばちゃん向けにセミナーをやってるからでしょうか。

こんな相場の時は「投資とはなにか」を改めて考えると前向きになれます。

・投資とは今使えるお金を未来に送ること
・大切なのは「今使うお金」と「将来に送るお金」のバランス。
・あるだけあれば使ってしまう、節約しすぎて貯金使い切れずに死ぬ、では困る。
・世界経済は成長し続けるという前提条件で長期分散投資がいちばんいい。
・リーマン・ショックで痛い目を見て投資をやめてしまう人も多かったけど、長期で見れば取り返せる。

勇気が出ますね。そして忘れがちなお金を増やす基本

「投資の鉄則5つのキーワード」
1,長期 2,分散 3,低コスト 4、インデックス 5、積み立て

これはどうやっても王道かつ唯一の正解。あの藤沢数希さんも著書で同じことを述べています。「投資のプロはサルに負ける(インデックスに勝てない)」と。

この本の一番大切な所はタイトルに織り込まれています。「◯歳までに◯円必要だから、そこまでにお金を作る」というプラン立てが重要で、「あなたの夢をかなえるためにはいくら必要か」と内藤さん。80歳まで働くならそんなに貯金はいらないし、リゾートで余生を過ごすなら蓄えなきゃいけない、それぞれの人生設計が大事ということ。

ぜひ、我々FPにお声がけくださいw

相場はもうちょい下がりそうですけど、長いスパンで見れば誤差。ぼくもリーマンショックで車1台分ぐらい損しました。夕方のスタジオで経済ニュース書いてて倒れそうになったのもいい思い出です。アレに比べれば600円くらい軽い軽い。

マネーゲーム好きの皆さんには、チャンスです。

株式投資はインデックスを中心に手堅く、FXは世界一エキサイティングなソーシャルゲーム、というスタンスなので、むしろ円高で死にそうなんですが、どこが底かのチキンレース。ああ、生きてるって感じがしますね。

中央線が遅れるのは雪のせいですよ。

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