イギリス旅行5日目にして初の自由行動がやってきました。
ロンドン市内でもブリットレールパスを使って近郊の町でもどこでも自由に回っていい、とのことだったので、僕の取る行動は一つ。
ここまでの日程は、英国政府観光庁の組んでくれた完璧な行程です。食事だってハズレがあるわけがありません。連日美味しいものを食べさせてもらって大満足なわけですが、それでは本当の庶民の食事がわからない!
「ハリーポッターツアーに行けるチャンスですよ?本当にいいんですか?」という誘いを振り切って、単身ロンドンの街に繰り出しました。TOEIC260点の英語力で。
ロンドン5日行程表
- The exhibitionist hotelを出発。サウスケンジントン駅から地下鉄へ
- 英国版Suica「オイスターカード」を使ってピカデリーサーカス駅からSOHOに向い、イングリッシュブレックファストうどんの店「KoyaBar」で1食目
- リバプールに移動し、 ブリックレーンマーケットの入り口にある24時間営業のパン屋さん「ベーグルべイク」で大人気のベーグルをゲット
- ビックベン、ウェストミンスター寺院、バッキンガム宮殿とロンドンを代表するベタ観光を満喫
- フィッシュアンドチップスが美味いと評判の店、Gealesで念願のジャンクフード
- フィッシュアンドチップスをもう1軒!The Grazing Goatで食べ比べ
- ホテルに戻って一張羅に着替え、5つ星ホテル「The Lanesborough」で最高級ディナー
まずは朝食。昨夜から泊まっている実にファンキーなブティックホテル「The exhibitionist hotel(ジ・エキシビショニスト・ホテル)」でいただきます。
チェ・ゲバラとモーニングビュッフェってww
サーモンとスクランブルエッグにトーストを添えて。朝からセレブリティ。
ロンドンの人は本当に雨でも傘をささない
腹ごしらえが済んだところで、サウスケンジントンのホテルを出発。外は雨。これぞロンドン!
いきなり感動しました。本当にロンドンの人は傘をささない!写真わかりづらいですけど、結構降ってるんですよこれ。
リバプールでも傘を差しているのは1人だけでした。すげえぜロンドン!
5分ほど歩いて地下鉄の駅へ。ここからSOHOへ向かいます。
今いるのがここ「サウスケンジントン」。
ロンドンの地下鉄は「ビジターオイスターカード」というSuica的なやつが超絶便利です。
このカードはロンドン市内の交通機関はもちろん、リバーボートやエミレーツ・エアライン・ケーブルカーも割引料金で乗れちゃいます。
地下鉄ゾーン1区間の片道切符料金は£4.70ですが、 ビジター・オイスターカードで支払うと半額以下の£2.20で搭乗可能。さらに利用限度額が決まっており、1日にゾーン1~2区間(ロンドン中央部)を移動した際の料金が£6.50 相当に達すると、それ以上の金額をチャージされることはありません。
ロンドンのエスカレーターは大阪方式
ロンドンのエスカレーターは左を空けます。大阪方式ですね。一説によると、大阪万博の時に外国人に合わせて大阪は左空けになったとかならないとか。
ピカデリーラインは端のドアが小さいのが特長。
車内も大江戸線サイズ。1人歩くのがやっとです。英国人の長い足ではしんどいんじゃなかろうか…。
ピカデリーサーカス駅に到着。目指すは「イングリッシュブレックファストうどん」という朝食を出している店「KoyaBar」です。
ここにはチャイナタウンもあります。なにかと物騒な日中関係ですが、イギリスで瓦屋根と漢字を見るとホッとするのはアジアの血ですかね。
SOHOスクエアガーデンに到着。ウエストミンスターというエリアです。
この公園にほど近いという、うどん屋さんを探してウロウロしていると…。
いきなり詐欺に遭いそうになりましたww
「イングリッシュブレックファストうどん」を食べに行く途中、路上で現金を強奪されそうになった件【ロンドンの治安】 : たのっちのぶろぐ
やはり一眼レフを首からぶら下げて歩いてちゃダメですね。日本人丸出しだし。
そんなこんなでたどり着いたのがこちら、「KoyaBar」さん。
英国の朝食とうどんがまさかの融合を果たした「イングリッシュブレックファストうどん」。1週間ぶりの和食がこれでいいのか、という疑問もありましたが、自家製麺がもちもちで美味しい!
「みんなのごはん」の連載でこのメニューを紹介したら1万ツイート超え。自宅でも簡単に作れるのでぜひお試し下さい。
24時間営業の絶品ベーグルを求めて
うどんの次はロンドンで一番と噂のベーグル店へ。リバプール駅へ向かいましょう。
勇気を出して初のタクシー。英語通じたよ!
ブリックレーンマーケットに到着。この日は日曜日なので市場開催日!
雰囲気いいですねえ。雨も止んできたし。
この「ブリックレーンマーケット」の入り口にあるのが24時間営業のパン屋さん「ベーグルベイク」。
名物の「ソルトビーフベーグル」をいただきます。これは感動モノ。
ロンドンで大人気のB級グルメ「Beigel Bake」のソルトビーフベーグル : たのっちのぶろぐ
24時間やっているので、ロンドンに行ったらぜひ寄ってみてください。うどんとベーグルのW炭水化物を消化すべく、帰りは駅まで歩きます。初めての道ってワクワクしますよね。
しかし、ロンドンの縦列駐車ってむちゃくちゃ。どうして逆を向いているんだw
リバプールから再びSOHOに戻り、ハリーポッターを見に行ってしまった同行ブロガーIZUMINさんからのお使い司令をこなすことに。こちらは人気のパン屋さん「GAIL’s Artisan Bakery」。
「SALTED CARAMEL, BANANA & PECAN CAKE」を買うのがミッション。
うーん。たしかに美味しそう。
パンを買って無事お使い終了。まだお腹が空ききらないので、初のロンドン、ベタな観光もしておきましょう。
ベタにはやっぱり力がある
映画「カーズ2」でしか見たことがなかった時計台。本物だー。
ウェストミンスター寺院。やたらかっこいい。
装飾がやたら細かくて、無宗教のボクですら敬意を払いたくなってきます。いい仕事してますねー。
バッキンガム宮殿。
カッチョ良いですなあ。
観光しすぎてお目当ての店が閉店時間になる悲劇
ロンドン観光名所を一周りして、ようやくお腹もすいてきました。ロンドン大卒の友人から事前に聞いていたレストラン「Geales」にて、ついにお目当てのフィッシュアンドチップスにありつけるぞ!と、思ったら…あれ…?やってない…。
日曜日の営業は、夕方4時まで!? ああ…。バッキンガム宮殿で記念撮影してる場合じゃなかった…。フィッシュアンドチップス食べ比べする予定が…。なんてこったい…。
こうなりゃ気を落としてる場合じゃない。もう1店の店に急いでいかねば。フィッシュアンドチップスを食べずに日本に帰れるかっての!
またもや地下鉄を乗継ぎ、地下鉄セントラル線のMarble Arch駅へ。こんどはレストラン開いてた!
こちらは「The Grazing Goat」。日曜日だったので「サンデーロースト」のお知らせが出ていますね。英国の人は日曜日にローストビーフを食べる風習があるそうです。毎週土用の丑の日みたいなことか。
1人でカンパーイ!
お目当てのフィッシュアンドチップスにありつけた!これが想像以上に美味しかったので詳細はコチラで。
◇【驚愕】ロンドンのフィッシュアンドチップスが美味しくないのは昔の話だった
カジノは前を通っただけ…。遊びたかった。
息子へのお土産はくまのぬいぐるみにしよう。(イギリスだから「イギー」と命名されました)
ここから駆け足でホテルに戻り、ジャケットに着替えて5つ星ホテルでディナータイムです。
B級グルメを食べまくったあとの5つ星ホテル「The Lanesborough」最高でした。
◇英国を「メシマズの国」と呼んだのはどいつだい?ロンドンの5つ星ホテルで超絶ディナーしてきた
ロンドンの夜はこうして更けていくのでありました。さあ、明日はフィンランド経由で日本に帰るよ!