イギリスの食べ物と言えば、何を思い浮かべますか?
一番有名なのは「フィッシュアンドチップス」ですかね。しかも「マズイ」ことで世界的に有名という、実に珍しい知名度を誇る料理です。
せっかくロンドンに行くんだから、これは食べずには帰れないということで、ロンドン大学に留学していた友人におすすめレストランを教えてもらい、実食してきましたよ!
おすすめのレストラン「The Grazing Goat」
地下鉄セントラル線のMarble Arch駅を降りて徒歩3分ほどのところにあるレストラン「The Grazing Goat」にやって来ました。
オープンテラスの感じがいかにもで、ヨーロッパに来たなあって感じがしますね。
中は庶民的な感じで、1人でも気兼ねなく入れます。こういう店に来たかったんです。
まずはドリンクから。これまたロンドン大卒の友人が勧めてくれた「サイダー」。りんごジュースを発酵させたシャンパンのような飲み物で、シードルと何が違うかはわかりませんが、すごく美味しい。
この日は日曜日だったので、ウエイトレスさんに「サンデーロースト(イギリスの人は日曜日にローストビーフを食べる)を食べに来たの?」って言われましたが「フィッシュアンドチップスを食べに日本から来ました」と答えると「ああ、そっちね」的なリアクションでした。ちょっと不安。
サクッサクのフリッター
じゃん!ということでフィッシュアンドチップス登場。この時点で「食べたらやっぱりマズかった」という記事を書こうと思っていた先入観が崩れ去ります。どう見ても美味そうなんですがw
衣は厚めのサクサク系。コレがどうにかして不味くなるんだろうか。
ポテトの量も常識的で大当たり。日本人にはこれくらいで充分ですw
付け合わせはグリンピース。旅行3日目にイギリスのグリンピースは美味いと学びました。
レモンはガーゼに包まれててお上品。
定番のタルタルソースと、
ケチャップもあります。これはポテト用かな?
では念願のフィッシュアンドチップスをいただきましょう。おお!中はフワッフワ!
うまいっ!中身は「コッド」というタラの一種ですが、サクフワでこれはたまりません。
いや、そりゃそうだよ、揚げたての熱々を食べて、マズイわけないじゃん。それでもマズイのがイギリス料理って聞いてきたけど、日本人を代表して謝罪したい。レモンかけたい。
グリンピースを載せてもいいし、人の国の料理をイメージで悪く言うもんじゃないねw
日本と同じで、マズイ店で食べればマズイんだろうけど、少なくともココのフィッシュアンドチップスは美味しい。日本で食べるよりも段違いに美味しい。
なぜそう言い切れるかというと、それを確かめるために、昨日国内の有名イギリス系パブチェーンでフィッシュアンドチップスを食べてきたから。こっちは衣が薄くてカリッカリ、揚げ過ぎでジューシーさはまるでなし、って代物。正直、日本でフィッシュアンドチップスが低く見られるのって、これのせいだと思う。
昔はフィッシュアンドチップスも油臭いだけの代物だったらしいのですが、ロンドン五輪をきっかけに、都市全体のレストランのレベルが上ったそうで、「イギリス=メシマズの国」ってイメージは90年代のモノ。実際パンに塗る「マーマイト」ってヤツ以外はマズイものありませんでした。
あー、美味しかった。フィッシュアンドチップスが14ポンド、サイダーが4ポンド80ペンス、サービス料プラスされて21.15ポンド。日本円で3300円くらいですかね。
ロンドンでフィッシュアンドチップスを食べるなら、おすすめのレストランですよ。
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