ウォシュレットは日本人をダメにしている

コラム
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ニホンノミナサンコンニチワー。私は今、フロリダに来ています。
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16時間のフライトを終え、空港に着いたのでまずはトイレに行くじゃないですか。
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そこには日本にある当たり前のものがないんですよ。

ウォシュレットです。

退化する日本人のお尻

当然、トイレットペーパーのみでお尻を綺麗にするわけですが、きっちり仕上げるのに3回もトイレットペーパーを使ってしまいました。

あきらかにケツのキレが悪くなっています。
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日本ではウォシュレット(シャワートイレ)の普及により、トイレットペーパーはお湯で洗ったあとの水滴を拭き取るものになってしまいましたが、それは世界から見れば珍しいことでしょう。

思い起こせばその昔、排便後にお尻を拭いてもトイレットペーパーに汚れが全くつかないことってありましたよね。

「スパッ」

と切れていたわけです。 まさに菊一文字則宗ですよ。

それが、お湯で汚れを落とすことが当たり前になり、なんなら「マッサージ」ボタンなんかもあって、我々日本人のケツは退化の一途をたどっていたわけです。

日本のウォシュレット普及率は77.5%。8割近い日本人が、戦うことを忘れたサムライになってしまっていたとは。

ウォシュレットは21世紀の刀狩りと言っても過言ではないでしょう。

豊臣秀吉を名乗る人物から刀狩りの連絡がきました。詐欺でしょうか?
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さらに、ウォシュレットが無いことによって、便秘気味にさえなってきました。温水で刺激しなければ、便意すらももよおさなくなっている自分がいたのです。動物として明らかに退化しています。

これは由々しき事態です。

唯一の救いは、滞米3日目にして、ケツがキレを取り戻して来たことです。「あれ、いつもみたいに快適な温水で洗ってくれないの?じゃあ、頑張るか」となってきました。人間の適応能力ってすごいですね。

アメリカから凱旋帰国する頃には、萬力のようなお尻を取り戻していることでしょう。

便利に慣れすぎてはいけませんね。

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