祝25周年!「スレイヤーズ」はやっぱりラノベの金字塔

読書感想文
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『黄昏よりも暗き存在、血の流れよりも赤き存在…』

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好きな呪文はアストラルヴァイン(魔皇霊斬)です。こんにちわ。

中学高校時代に夢中になって読んでいた小説(ライトノベル)「スレイヤーズ」が、25周年を迎え、記念のアンソロジー本が発売になりました。めでたいめでたい。

同書は販売累計1800万部を突破し、5度のテレビアニメ化も果たした人気ライトノベル『スレイヤーズ』の25周年を記念して刊行するもの。原作者の神坂一さんをはじめ、『魔術士オーフェン』の秋田禎信さん、『狂乱家族日記』の日日日さん、『デスマーチからはじまる異世界狂想曲』の愛七ひろさん、『ライジン×ライジン』の初美陽一さん、『デート・ア・ライブ』の橘公司さんら計6人の作家による書き下ろし小説を掲載する。ー『スレイヤーズ』25周年、神坂一&人気作家5人によるアンソロが発売

ライトノベルを買うなんて何年ぶりだろう。そもそも、ファンタジー小説がラノベなんて名前になったのはいつからだったのか…。Wikipediaによると1990年初頭らしいが、スレイヤーズ読んでた同時期に聞いたことはなかったなあ。

1991年頃、友達の宍倉くんが貸してくれてハマり、その後揃えたんだった。全巻ちゃんと読み切ったラノベって、後にも先にもこのスレイヤーズだけですね。

ご存じない方のために説明しますと、魔皇霊斬(アストラル・ヴァイン)、魔竜烈火咆(ガーヴ・フレア)、崩霊裂(ラ・ティルト)…なん厨二が大好物の呪文がバンバン出てくる、美少女天才魔道士の物語。当時はドラクエ大ブームのまっただ中で、アニメも5シリーズ作られたライトノベルの金字塔です。

この作品はボクの人生に多大な影響をあたえていて、いつでも笑顔の獣神官ゼロスに憧れたもんです。中学高校と新聞部だったんですが、神坂一センセの文章にも影響を受けてた気がする。

黒歴史すぎますね。
(右の黒髪がゼロス)

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その後、東放学園放送専門学校時代に、アニメ「SHADOW SKILL -影技」の主題歌を歌っていたKASUMIさんが作詞の講師で、同作主人公の声優、林原めぐみさんのラジオ番組「Tokyo Boogie Night」の見学に連れて行ってくれました。これがプロの現場を見た始めての経験。林原さん優しかった。

KASUMI先生お元気ですか。ボクは元気です。また年賀状書きます。

そんなこともあって、ラジオディレクターになってから石田彰さん(ゼロスの声優)とお仕事したり、スタチャさんの番組で林原めぐみさんからコメントいただいたりしたときは嬉しかったですね。

ゼルガディス大活躍のアンソロジー

スレイヤーズNEXT 下敷き / ゼルガディス
さて、この25周年アンソロジー。懐かしいやらこそばゆいやらで、当時のファンは即買いです。Kindle版も今月出ます。名だたる執筆陣5名のお話と、神坂センセの全6話。

日日日さんのゼルガディスメインのお話「ミリアンヌの肌」と、橘公司さんのあとがきテイスト炸裂の「冥王フィブリゾの世界滅ぼし会議」が特にオススメです。

他のお話も全体的にゼルガディス大活躍。みんなゼル好きなんだなぁ。

林原めぐみさんの帯がまたカッコイイ。

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欲を言えばゼロスがぜんぜん活躍しないのでそこが心残り。

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2000年に完結したラノベなんて知らないよ!というナウなヤングのみんなはぜひ読むべき。損しないから。Kindleのセット安くてビックリした。

角川さん。30周年ではゼロス主人公のやつ期待してます。出してくんないと暴れちゃうぞ!
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