WWE日本公演で「グローバルスタンダード」を肌で感じた件

コラム
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両国国技館で行われたWWE(World Wrestling Entertainment)日本公演。
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アメリカンプロレスの王道、WWEがやってくるとあれば、見ておかない手はありません。

世界中にファンを持つWWE。プロレスをあまりご存じない方は野球でいうところのメジャーリーグだと思ってください。米国では株式上場もしてる立派な会社ですw。

このWWEに新日本プロレスエース級の「中邑真輔」という選手が移籍して、今回は凱旋公演になったわけです。イチローとか松井とかそういう感じね。

日本語の解説も字幕もなし

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グローバルスタンダード=アメリカンスタンダードってのは良くある話ですが、今回のWWE公演で使われた日本語は、試合途中にモニターから流れるWWEチャンネルの日本語CMを除けば、

「コンバンワー!トーキョー!ヨウコソー!」

のみ。

あとはマイクパフォーマンスだろうが選手紹介だろうが煽りのVTRだろうが、全てが英語。もちろん字幕だってありません。アメリカでやっている興行をそのまんま国技館に持ってきただけ。お前らが英語を理解しろと。

これはTOEIC260点のボクには実に厳しいw

いや、きっとボクだけじゃない!プロレスなんて野蛮でPTAが嫌いそうな趣味に、英語が分かる人なんて数%しかいないはず!

マイクパフォーマンス、絶対何言ってるかわかんないのに「イエーイ!」とか歓声上げるんだぜ。「話し終わったからここかな」みたいなタイミングでw
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もちろん試合は2人いる日本人選手が大活躍して勝利したり、日本のお客さんが楽しめる構成になっていましたが、ローカライズに予算をかけない感じが、実にアメリカンスタンダードであり、逆にそれが見ているお客さんも「アメリカでやってる興行をそのまま体験できる」という付加価値になっているビジネスモデルが素晴らしいなと。2階席でチケット1万1千円ですからw。

子供の頃から「アメリカすげえ」って刷り込まれたものは消えませんね。

でもボクが英語ができるようになることは未来永劫なさそうなので、せめてVTRに字幕入れるくらいの配慮があると嬉しかったなあ…。

ムキムキマッチョはカッコ良かったので、筋トレしなきゃ!

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