シン・ゴジラで一番テンションの上がったセリフです。
自衛隊の一斉射撃がゴジラを直撃する瞬間に自衛官が発するのですが、普通に暮らしていると「弾着」というのは耳馴染みのない言葉だと思います。
富士総合火力演習を見ておこう
ということでこちらをご覧ください。
こちらは毎年夏に富士山麓で行われる自衛隊の「富士総合火力演習」。高射砲など対空距離のある砲弾が当たった瞬間に、「弾着!今!」と叫ぶわけです。
このセリフを劇中で見た時、ああ、戦ってるのは誰でもない自衛隊なんだなとグッときました。また、総火演を見ていただくとわかるように、自衛隊の射撃は恐ろしいほど正確です。それはスクリーンでも描写されており、ゴジラのみに命中し付近に2次被害を出さない真っ直ぐな弾道、血税で無駄弾を打たないピンポイントの精度が実にカッコ良かった。
これから劇場に行かれる方は、ぜひ総火演の動画を3回くらいリピートしてから出かけてください。「もう見たよ」という方は、この総火演からどの戦車や戦闘ヘリがゴジラと戦ったのか、どんな性能を有している機体だったのかを再確認していただきたい。
ヘリ対ゴジラの予習復習もしておきましょう。
4年前に撮影したやつです。
そして、海自も活躍するシン・ゴジラ。艦艇の名前も要チェック。
厨2レベルの感想を書いていくよ!
さて、シン・ゴジラを何度も見に行く人の気持ちはわかりませんが、今年見た映画の中で一番面白かったので感想を書いてみようかしら。
「現実×虚構」というキャッチフレーズの通り、本当にゴジラが東京湾に現れたらこうなっちゃうかもね!というストーリーで、ニュースを生業としている身としては、いろんなこと考えちゃって単純な娯楽としては楽しみづらい内容。職業のせいですので、皆さんは楽しめますよきっと。
ゴジラが本当に東京に現れたら、多分僕はカメラを持って撮影に行くし、出現が東京湾ではなく関西とかだったら一日中ゴジラのニュースを書き続けるんでしょう。 号外たくさん打たなきゃなー。
スクリーンに映し出されるゴジラを見ながら、僕の持ってるレンズじゃ全身が入らないな、そろそろフルサイズに広角レンズっていう組み合わせも買わなきゃとか、アップが追える望遠はAPS-Cにして2台持ちかな、鳴き声抑えたいから動画もいれて3台かなと、機材リストが次々に脳裏ををよぎります。
近づきすぎると死んじゃうかもしれないけど、あんな怪獣が現れて写真の1枚も撮れなかったら後悔するもんなあ…。メディアの人は災害報道を見直すいい機会かも。
あとは、石原さとみが可愛い。スクリーンいっぱいのアップを見るだけで1800円分の価値がある。そして英語が聞き取りやすい!さすがAEON。ジャパニーズに優しい仕上がり。
アメリカの高官役って、菜々緒のようないわゆる不二子ちゃんタイプの女優さんがやることが多いけれども、ここを石原さとみにしたのはデカい。シリアスさがなくて顔に集中できる。
さとみ!さとみかわいい!かわいい!!!はああ!さとみかわいい!!!!
という120分でした。
烈車戦隊トッキュウジャーのトッキューオー(合体前)とゴジラが戦うシーンも大迫力でしたね。
今年最初に見た映画が「シン・ゴジラ」で良かったです。
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