あったま痛え…。
原因はわかりませんが、とにかく頭が痛いわけです。
頭が痛い後輩がいるとかそういうことじゃなくて、物理的に後頭部がズキズキする。
普段ならロキソニン飲んで寝れば治るんですが、かれこれ4日も痛いわけです。しまいにゃロキソニンも効きづらくなってきて、市販薬最強のロキソニンSプレミアムに手を出す始末。
あれ、俺、死ぬのかな?
さすがに心配になってきました。こういうとき普通のお医者さんに行っても、カロナールを処方されて終わってしまうパターンが多いんですよね。
頭痛専門の「頭痛外来」へ行くしかない
ということで人生初の「頭痛外来」に行くことにしました。ただ問題は、専門病院って事前予約とか必要じゃないですか、こちとらいま頭が割れそうに痛いってのに待っていられません。
あれこれ調べたその結果、ありましたよ。予約無しで見てくれる頭痛外来が。その名も…
「東京頭痛クリニック」
そのまますぎるネーミングで好感が持てます。JR信濃町か副都心線北参道から歩いて5分ほどのところ。
「ただいま、午前中の診療は、ご予約無でも診療受付中です」とホームページに書いてあったのでさっそく電話。予約なしでも診てくれるとのことですが、患者さんがたくさん来てしまうと早めに受付を締め切ってしまうこともあるので、11時半までに来られますか、とのこと。なんとか11時15分に滑り込み。
昨年開業したばかりということで、ピッカピカの院内。セレブですなあ。それどころじゃなく頭は痛いんですが。
問診票のボリュームハンパない
初診の方はコチラを、と渡された問診票。1枚目は定番の感じだったのですが…。
2枚目、3枚目、4枚目と頭痛オンリーの質問が続きます。さすが専門クリニック。活字で頭痛を起こすタイプの方はお気をつけください。
予約の方優先ですので、30分ほど待って診察室に呼ばれました。症状を説明して、問診触診いろいろ続きます。
「気持ち悪くないですか」「チカチカしないですか」「両手を同じように振ってみて下さい」。やはり頭痛で怖いのは出血系。一通り診察が終わって…「MRIもやっておきますか?」と、先生。先輩ディレクターが突然のくも膜下出血で2014年に亡くなっているので、甘く見る訳にはいきません。「お願いします」と二つ返事でMRIへ。即日やってもらえるのはありがたいですね。
人生初のMRIです。MRIが何の略かもしりませんが、きっとすごいやつですよ。
ロッカールームに案内されて、検査着にチェンジ。ちょっとドキドキしてきました。
医療ドラマでみたことある酸素カプセルみたいなのに入っていきます。
ギュイーン、ぐごごごご、グイーーーーーン!
MRIってものすごい爆音なのね。20分ほど輪切り映像を撮られて終了。これは閉所恐怖症の人は大変だわ。
再び着替えてロビーへ。座って待っていると「こちらへどうぞ」とのことで再び中へ。またカプセル的なところへ寝かせられて、何を調べるのかと思ったら…
超高級なマッサージ機だった!なにこのホスピタリティ!
極楽の10分間(くらい)を過ごし、ここはセレブ病院だなと確信。いいとこ選んだわ。再びロビーで10分ほど待って、再度の問診です。もう結果出たのか。
生まれて初めて見る自分の脳の断面。あれやこれや先生の説明を受けて、結果は…。
セーフ。
脳に異常はないとのこと。じゃあ頭痛いのは何よということなんですが、病名は「大後頭神経痛」。
(画像は毎日新聞より)
第三の頭痛、と呼ばれているらしく、原因はパソコンを打っているときの姿勢。職業病だった…。 猫背にならず胸を張って作業してくださいとのこと。意識しよう。
痛み止めを処方されて診察は終了。正味2時間位でした。胃に優しいセレコックス。
治療費は1万円超え
お会計はビックリの1万360円。MRIって高いんですね…。国民皆保険制度ってありがたいな。こうやって医療費は年41.5兆円になっていくんですね。
朝9時から受付しているので、頭痛で悩んでいる人は一度診てもらうといいかもしれません。
帰りに気がついたのですが、このビルにサニーサイドアップさんやピクシブさんがいるのか!いつ頭痛が起きても安心ですね。
偏頭痛の人を募集してましたよ。我こそはという方はぜひ。
東京メトロ北参道駅1番出口からどうぞ。JR千駄ヶ谷からも近かったですよ。
頭痛を甘く見てると怖いですからね。過労死ラインを超えて残業している人は特にお気をつけください。
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