クリぼっちという概念は昭和平成のものなのか 若者の恋愛離れを肌どころか全裸で感じたイブの夜

コラム
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メリークリスマス!

2022年のクリスマスも無事に終了し、幸せだった方もそうじゃなかった方も、年末ムード突入というところかと思います。

私こと45歳のおじさん、今年もクリスマスはなんの予定もなく、24日・25日とサウナで過ごしたわけですが、そこで価値観を揺るがす出来事がありました。

クリスマスイブのサウナが若者でごった返す

12月24日土曜日クリスマスイブの夜。昭和では雨が夜更け過ぎに雪へと変わったりする日だったのですが、この日はサウナシュラン2022で1位に輝いた、千葉県流山市のスパメッツァおおたかの森へ向かいました。

イブの夜だし、サウナには寂しいおじさんがポツンポツンといるだけだろうなと思いきや、なんと若者で超満員ではありませんか。夜10時ですよ。

空前のサウナブームというのもありますが、それにしてもすごい盛り上がりです。しかも、カップルで来て休憩所で落ち合ってキャッキャウフフという感じではなく、若者4〜5人のグループがとても多い。

僕ら昭和生まれのおじさんからしてみたら、何が悲しくてクリスマスイブの夜にお互いのツリーを見せ合わなければならないのかと思うのですが、めちゃくちゃ楽しそうに若者が湯船ではしゃいでいるではありませんか!(スパメッツァは黙浴を守らないマナーの低さでおなじみです)。

若者の恋愛離れ、というニュースは何度も目にしてきましたが、クリスマスはカップルで過ごすもの、性なる夜に君の瞳に乾杯というトレンディドラマを見て育ってきた私にとって、「これが今の若者なのかー!」とまさに百聞は一見にしかずの体験をさせていただきました。

イブの夜に男だけで集まるとか、負け犬が傷をなめ合うイメージだったのですが、本当に若者たちが全裸で青春を謳歌している。恋人と過ごす?なにそれ美味しいの?と言わんばかりに。

時代が変わったわー。

もちろんこれは千葉のヤンキーの話で、東京の若者は違うという可能性もあります。しかし、やんちゃなマイルドヤンキーが恋愛せずにだれが恋愛をするというのでしょうか。北関東ではどうなのでしょうか。

休憩所に上がっても、女性だけのグループ、男性だけのグループが多く、昭和生まれのイブの夜のイメージがガラガラと音を立てて崩れ落ちました。

20代の男性の7割が「恋人いない」という国の調査も出ており、僕の目にした光景は「当たり前」なのかもしれませんが、自分の目で見て、やっと理解できました。ありがとうクリスマス。

20代男性の7割「配偶者・恋人いない」…20代独身男性の4割は「デートした人数ゼロ」https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/69893

恋愛なくして国滅ぶ

シティホテルのイブの予約は1年前から、イタメシ食べてティファニーのオープンハート、と東京ウォーカーやTOKYO1週間に刷り込まれた我ら昭和世代。

お金なんかなくても、1000円ちょっとで極楽にいけるサウナで気のおけない仲間と過ごすのが、今の若者にとっては最高のクリスマスなのかも知れませんね。

少子化待ったなし。

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