こんにちは。在宅勤務になり一年半、久しぶりに近所のサイゼへランチに行ってきました。
一人で入って席につくと、ビックリ仰天。目の前に4つのボックス席があったのですが、左から…
・ノートPCと向き合うビジネスマン(マスクなし)
・全部食べ終わって盛り上がる若い女性2人組(マスクなし)
・デザート食べながらずっと喋ってるマダム2人組(マスクなし)
・仕事の打ち合わせをしている男性2人組(マスク顎かけ、鼻口全開)
2019年の光景!
一瞬理解が追いつかないくらいの衝撃で、いま緊急事態宣言中だったよね、タイムリープした?と本気で思考が止まる感覚を味わいました。
自分を「マスク警察」だとは思ってはいませんが、何でしょうこの景色は。むしろマスクしている私が浮いているような状態。サンプル数4席なのでたまたまでしょ、って言われたらそうなんでしょうが(そうだと信じたい)、世の中こんなに緩んでるのか、怖くないのかと。
上野アメ横で、昼から飲んで盛り上がっている人をよく見かけるんですが、「まあ、アメ横だしな」くらいに思っていたんですよ、特殊な地域というか、お上に逆らってなんぼの闇市というか。
それが埼玉の地元の人しか来ないような昼のファミレスで、マスクしないでガンガン喋ってる。このマスク率がもしかして標準なの?私の「普通」って人とずれてる?と思い筆を執りました。
外食中の人はサンプルとして不適当?
「普通」とはなんぞと考えていると、一つの仮説が浮かびました。ファミレスでのランチは不要不急なので、感染拡大に気をつけてる人はそもそも来ない→非マスク率が高かったのではないかと。
ファミレスでもテイクアウト対応が当たり前になり、感染リスクを回避したい方はお店で食事をしないため、「外食くらい大丈夫でしょ」という人しかお店にいない、というのはありえます。
つまりこのファミレスでの「普通」は、「コロナ怖い!外食なんてもってのほか!」という人たちの「普通」とは大きく異なっている可能性が高そうで、「食べ終わったらマスクをしてから会話するのが新しい生活様式」と思っていた私の「普通」と、ノーマスクで楽しく会話をしていた皆さんとの「普通」も違っていたのかもしれません。
もちろん悪いのはファミレスではありませんし、マスク外して喋りまくっている人に囲まれて働かなくてはいけない店員さんは恐怖ですよね。
この「普通」の違いは一体どこからやってくるのでしょう。
ようやく第5波が落ち着いて来たというのに、これでは感染者一桁とか夢のまた夢。
外食産業の人から、経営が苦しいという話を聞いたばかりだったのですが、こんな客ばかりじゃもう怖くて当分ファミレスには近づけないですし、外食するなら一人客中心で誰も喋らないカウンターのラーメン屋くらいしか行けないですよ。
普段ニュースを皆さんにお届けする仕事をしていて、「自分の普通が普通と思うな」とか偉そうに語っていた私ですが、一歩東京を出ただけで改めて世の中の「普通」について考えさせられましたし、自分の身は自分で守るしかないんだな、と強く感じた次第です。
ルールを守れる人って、そんなに多くないんだなあ…。