イギリス旅行記3日目。今回はお買い物情報満載です。ポンドが安い今がチャンス!
2016年1月29日(金)行程表
- ウエッジウッドファミリーが所有していたお屋敷ホテル「The Upper House Hotel」で朝食
- 破格でウェッジウッドやロイヤルドルトンの食器が購入できる、アウトレット・ショップで爆買い
- ビクトリア時代の工房がそのまま残っている、ミドルポート・ポタリーで陶器の歴史見学
- エマ・ブリッジ・ウォーターの工房見学&絵付け体験
- 2015年夏にリニューアルオープンしたばかりのワールド・オブ・ウェッジウッドで工房見学&最上級のアフタヌーンティー
- コッツウォルズ地方に移動→後半へ続く
朝からガッツリ!イングリッシュブレックファスト
アッパーハウスホテルのシャレオツすぎる部屋には誰一人遊びにこず、38歳のオッサン1人で迎える朝。
窓からはイギリスの田園風景が広がります。最高じゃないか。
この部屋、雑誌で取り上げられるほどの名所らしい。すごい部屋との巡り合わせでした。
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せっかくなのでホテル周辺をお散歩。気温ギリギリ氷点下。さ、寒い!。
しかし、綺麗なホテルだなあ。ウエッジウッドファミリーのお屋敷かあ。
一回りしたところで朝食タイム。
今朝は定番のイングリッシュブレックファストに、チーズ入りのガレット。
1日のカロリーを取りきれそうです。
果物もたっぷり。お恥ずかしながら、「クランベリー」を生で食べたの初めてでした。こんな形してたのねw。
お腹もいっぱいになったところで出発進行!まずやってきたのは英国陶磁器の里「ストーク・オン・トレント」にあるアウトレットショップ。「ウエッジウッド & ロイヤル ドルトン アウトレットストアー」 。
売り場が広い!これは目移りします。短い時間でどれだけ買えるか。勝負です。
結婚式のお祝い品でお馴染み、ウエッジウッドが最大70%OFF!
お皿一枚…2ポンド81ペンス。今はポンド安なので160円計算で…450円!
日本で買うと、2700円のお皿が450円。アウトレットとはいえクラクラしてきました。
紅茶も半額。お土産はここで揃えましょう。
安い、ほんと安い。
ワゴンセールのソーサー。1枚40円wwww
高級グラスも買えちゃうお値段。ゴクリ…。
日本で大人気のワイルドストロベリーマグがなんと1個5ポンド。ソッコーで買いました。これ、国内だと1個5000円なのよ…。
これもかわいい。300円。
これもほしい。1個100円。
購入代金が50ポンドを超えれば免税手続もカウンターでしてくれます。どんどん買ってしまう…。
満足度ハンパないです。銀座や秋葉原で見かける中国人観光客の気持ちがわかりました。そりゃ爆買いするわ。
そうそう、休憩コーナーの自動販売機が、全てクレジットカードに対応していて(空港もそうだった)、日本も早く普及して、現金を使う人が1人でも減ればいいのにと思いました。お釣りの補充大変だからね。
大満足したところで、次はストーク・オン・トレントの陶器ブランド「バーレイ」の窯元、ミドルポート・ポタリーへ向かいます。
17世紀、ビクトリア時代の工房がそのまま残っています。ここは工場長のお部屋だそう。
中は博物館のようになっており、焼き物の歴史が学べます。
「さあ、こっちじゃ」。ガイドさんについていきます。
実際に稼働している工房の中を見学させてもらえるのです。
模様を紙から陶器に転写させて作るんだとか。
実際に職人さんが作っているところを間近に見ることができます。
日本で言うところの「有田焼の里」みたいなことでしょうか。
なるほど、こうやって作るんだー。
キッズスペースもありました。
子供の絵が可愛いのは万国共通ですね。
こちらでも大セール中
見学を終えたあとは、やっぱり買い物。これも万国共通のパターンですね。
うわ、安い…。
これまた素敵…。
家の食器を総入れ替えしたい衝動に駆られます。
ここにいては、財布がカラになってしまうw
同行の女性陣はここでも物欲を爆発させていましたが、僕はカフェがあるということでそちらへ避難。
英国で初の個人行動でしたが、なんとか「コーヒープリーズ」が通じた!オシャレすぎる!
さりげなくコートを脱いで、BURBERRYですよ!英国LOVEです!とアピール。
コーヒー400円くらいですかね。良心的です。
このカフェも昔の工房のまま。地震が少ない国はいいですよね。
エマ・ブリッジウォーターの工房へ
さてお次の工房見学は、日本でも人気の「エマ・ブリッジウォーター」。
産業革命を絵に描いたような風景。勉強になりますな。
工場見学のパスが女子大生キャバクラの名札に見えるのは気にしないでください。
先ほどの工房に増して「ガチ」な作業場。
こちらのマダムが案内役です。
タトゥーが「職人」感を増幅させています。日本とは文化が違うよね。
焼く前に乾燥させる行程ですかね。
ろくろマスター。お皿を作っています。
絵付けはなんと手作業。
ひとつひとつ、スタンプを押していきます。
ちょっとでもミスると…と思うと見てるだけで緊張。
この模様も一個一個手作業とは。いいお値段するのもいたしかたない!
おしゃれカフェでランチタイム
工房をぐるりと回ったら、エマ・ブリッジウォーターのカフェでお待ちかねのランチタイムです。
ここがまあ、かわいいの。
こんなキッチンに憧れるなあ…。
近藤あやさんも興味津々。
今日のメニューはコテージパイ(牛ひき肉とマッシュポテトを焼いたやつ)。
食器はもちろんエマ・ブリッジウォーターです。
あとで驚くのがこのグリーンピース。「多すぎww」と思っていましたが、これが美味しいんですよ。
はい、盛り付け完成!
ここで初めて飲んでお気に入りになったのがこのジュース。エルダーフラワーというお花からできてるんだそうな。マスカットのような味がして、とてもおいしい。
山盛りだったグリーンピースを濃い味のコテージパイと混ぜたら、ウソみたいに美味い!。グリーンピースを美味しいと思ったの人生初かも。郷に入っては郷に従えですね。
デザートはこちらでいう「プディング」。
シロップをたっぷり吸ったシフォンケーキみたいなもの。
そこにさらに生クリームwww
甘いよ!
まさかこれをこの日の夜に、限界を超えるまで食べることになるとはつゆ知らず、「甘いねー、あははは」なんて呑気なことを言っておりました…。
昼食後はファクトリーショップへ。こちらでもアウトレットが安く売っています。
ただ、さっきのアウトレットモールとは違って、あきらかに「アウトレット」とわかる商品ばかりです。
むしろ気軽に食洗機に突っ込めていいと思います。定価で買ったらマグカップ1個5000円とかですからね。 水玉かわいい。
オリジナルカップを作ろう!
ここエマ・ブリッジウォーターの工房では、絵付け体験ができます。
好きな大きさのマグカップを選んで、
オリジナルカップを作りましょう!
お姉さんがやり方を教えてくれます。もちろん英語だけど。
「スタンプヲオシマース」。みたいなことですきっと。
筆でイラストを書いてもOK。
種類豊富なスタンプの中から、好きなものを取ってきます。
水玉柄にすることにしました。
スポンジに、好きな色を筆で乗せます。
それを、コップの好きなところにペタン!
メインは水玉模様。
アクセントにリンゴも使おうかな。
完成!
これ、めっちゃ真剣になりますよ。
あとは後日、日本に届くのを待つだけです。親子連れでも楽しいですね。
1ヶ月後
麹町の英国大使館に届きました!
あら素敵!
鳥のスタンプはこんな感じになりました。
さすがのワールドオブウエッジウッド
次にやってきたのはウエッジウッドのテーマパーク「ワールドオブウエッジウッド」。
ここまでの「工房見学」とは毛色が違います。この方がウエッジウッドさんかしら。
ここは工房見学と博物館がセットになった観光施設。2015年夏にリニューアルしたばかりということでピカピカです。
ガイドさんによる工房見学からスタート。
ここは近代化された工場ですね。
工場内は撮影禁止です。今回は大使館経由の取材ということで特別にOK。つか…日本語!?
ティーポットがいっぱい。この白色がウエッジウッドですよね。
「撮影は、静かにやって下さい」とピリピリムードで作業場へ。ザ、職人さんです。
と、思ったら超ご陽気な職人さん登場!
「ハッハッハ!いい女だろう!」とかなんとかwwww
このお皿、15万円だって!
「俺の仕事を見ていきな!」と大サービス。
さすがの手際です。
ウエッジウッドにとって日本は大事な輸出先。ひなまつりプレート作ってた!
日本語の解説もところどころにあります。漢字おかしいけどなんとなくでも伝わるの大事。
美術館顔負けのミュージアム
続いてウエッジウッドのミュージアムへ。
1759年創業からのヒストリー。
材料の配合比を研究して、様々な色を表現したサンプル。なるほどねえ。
こちらでもガイドさん。英語…むずかしい…。
ウエッジウッドの名作もずらり。美術館顔負けです。
超1級のアフタヌーンティー体験
ミュージアムも工房も、広い!ざっと1時間くらいかけて一周りしたあとは、英国伝統のアフタヌーンティーを楽しみましょう。
うお…セレブリティ…。
ウエッジウッドの食器でティータイム。最高ですね。
紅茶の種類も豊富。これは迷う。
英国まで来てよかった。
オシャレすぎて死んでしまうかもしれません。
まるで資料写真のようなお菓子登場w
ひゃっほーい!
スコーン登場!これぞティータイム。
あー。幸せですね。
甘いモノはレディーにお任せして。スコーンを頂きました。お上品です。
公式ツイッターでこの日のことを紹介されててちょっと恥ずかしかったw
World of Wedgwood@WorldofWedgwood
Yesterday we had the pleasure of meeting six influential writers who traveled from Japan to visit World of Wedgwood. https://t.co/hro2AzZdcb
お茶を頂いたあとはショッピング。紅茶のテイスティングも出来ちゃいます。日本語!
「ドウゾ、ノンデイッテクダサーイ!」。
どれもおいしい。気に入ったものはその場で購入できます。ストロベリーティーを買ったんですが、なんと半額。素敵じゃないの!
さらに、奥にはアウトレットショップもあります。
午前中に続き、また買ってしまった。日本で買う5分の1くらいのお値段なんだもん…。
あー、大満足!物欲が完全に満たされました。ここから車でコッツウォルズ地方へ移動します!
このあと、今回の旅最大の戦いが始まるとは、知る由もなかった…。(後半に続く)
イギリス旅行記
◇まるでドラクエ!ハドンホール城からピークディストリクトを巡る【イギリス旅行記2日目】