「サクラ大戦巴里花組ショウ2014」でアラフィフ声優が教えてくれたシニアマーケットの強さ

50歳を超えたマダムたちが、コスプレをして歌い、踊り、20代の役柄を演じきる。そんな世にも~~恐ろしい~~素晴らしい舞台15年以上も続いているのをご存知でしょうか？
サクラ大戦ドットコム

その名は「サクラ大戦」

最初は1996年にセガサターンで発売されたゲームでした。ぼくは当時大学1年生。それが今も続いている。すごいですね。

昨日見てきたのは「サクラ大戦　巴里花組ショウ2014 ～ケセラセラ・パリ～」。記録的な大雪の中、2日連続で舞台を見に行くという素敵なスケジュールです。帝国劇場から天王洲銀河劇場へ。
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キャストがとにかくすごい。昭和アニメのスター揃いなのだ。
◆メインキャスト
日髙のり子（51）→朝倉南（タッチ）
島津冴子（54）→三宅しのぶ（うる星やつら）
小桜エツコ（42）→タママ二等兵（ケロロ軍曹）
井上喜久子（49／17）→ベルダンディ（ああっ女神さまっ）
鷹森淑乃（50）→ナディア（ふしぎの海のナディア）

◆小島幸子、かないみか、陶山章央、Velo武田、高木渉、高橋広樹、野中藍
ゲスト：松原剛志（ダス・モルテス役）
このそうそうたるメンバーが、登場人物の完全コスプレで演じるわけです。ネコ耳ですよ日高のり子さん。腹出しですよ井上喜久子さん。

まあとりあえず動画でも見て下さいよ15秒。

ね。すごいでしょ。
客席も、30代～50代が中心。学生さんらしき人はあまり見かけずで、満員御礼。チケットはSS席10,000円・S席8,000円。この需要は何だ。少子高齢化社会の日本の縮図か。役者もお客さんも20年歳を重ねてそのままスライド。素晴らしい。すばらしい。こわい。怖いもの見たさでもう少し見てみましょうか。