日本人の国民食、カレーライス。
東京では神田神保町がカレーの街として有名ですが、日本で一番美味いカレー屋はどこなのよ、と聞かれたら、ボクはこう答えます。
有楽町のマーブル
と。
JR有楽町駅徒歩1分。
改札お向かいの「有楽町ビルヂング」のB1Fに「マーブル」はあります。
ちゃんと看板出てますね。
正面階段を降りましょう。
地下商店街の
一角にあります。
年季の入った商品写真が、そのへんのチェーン店とは違う雰囲気を醸し出しています。
メニューはこれだけ。
揚げ物トッピングがないのがポイントで、カレー屋さんにありがちな揚げ油の匂いはなく、純粋にスパイスの香りだけが充満しています。
一番人気は「インドカレー」ポークの辛口800円。今日はゆでたまごトッピングで850円。
ちなみにこれはライス少なめです。普通盛りだとかなりボリュームあります。
たっぷりのキャベツにはリンゴ酢ドレッシングがかかっていて、とても美味しい。ラムカレーとインドカレーとハヤシライスはキャベツ付きですが、チキンカレーとビーフカレーにはキャベツが付いていません。50円で追加できます。
このキャベツをルーに絡めて食べるのがボクのスタイル。昔は2日に1度は食べていました。
マーブルのカレーは
日本の家庭風カレーの頂点。
正直、ひとくち食べた瞬間に「うまああああ!」という感動はありません。ありませんが、次に別の店でカレーを食べた時に「ん?」という違和感を感じるのです。
あれ、なんか物足りない。こないだ食べたカレーのほうが美味しかった。と。
じっくり煮こまれたルーの深み、本格インド風でも欧風でもない、おなじみの味。
「…ああ、うまいな。」とボソッとつぶやいてしまう、心に響く一皿です。
辛いのがお好きな方は、カイエンペッパーが置いてあるのでどうぞ。塩はキャベツに振るといいですよ。
芸能人御用達のテイクアウト
マーブルはテイクアウトもやっています。このテイクアウトがとても評判なのです。
実はマーブルから歩いて1分のところに、ラジオのニッポン放送があります。8年半お世話になりました。
ラジオには楽屋弁当というシステムがないので、出演者さんから「マーブルのカレー買ってきて」とAD君やバイト君が仰せつかります。近いので当然ホカホカのうちに食べられるし、マーブルファンになる芸能人が多いのです。あの人もあの人も食べてます。
駅前好立地なのでちょっと行ってみて!お昼しかやってないよ!
◇マーブル
千代田区有楽町1-10-1 有楽町ビル B1F
[月~金]
11:00~15:00