こんにちは。休日はほぼ毎回仕事で潰れている44歳会社員です。
そんなおっさんが溜まりに溜まった疲れを癒やすため、コロナ禍になってから自粛していた呑兵衛の聖地、京成立石のもつ焼き宇ち多゛へ行ってまいりました。
感染拡大を防ぐため飲み屋へ近づくことのなかった2年間でしたが、なんと宇ち多゛では、
私語厳禁・グループ2名まで
という、鉄壁の感染対策をしているというではありませんか。
ならばと休日出張の代休消化を平日に取得し、京成立石駅前へと降り立ちました。
平日の15時に50人以上の行列
もつ焼きの名店、宇ち多゛は、駅を降りて1分も歩けば到着するのですが、14時半開店の2巡目を狙って、15時頃お店に着いたところ、50人以上が行列を作っていました。
マジか。
平日の昼から、宝焼酎飲んで煮込み食うというギルティなお店に、50人以上が行列。これは日本始まったなという感しかありません。
しかも行列しているのがほぼ全員おじさん。
どれだけ疲れてるんだよ、日本のおじさんたちは。
行列には並ばない主義なのですが、ここまで来たら主義主張など気にしていられません。大人しくおじさんたちの中に並び、30分ほどで店内に入ることが出来ました。
タン生の破壊力に笑顔しかない
宇ち多゛には多種多様なメニューと特殊な頼み方があるのですが、それは過去記事に譲るとしまして、私が一番好きなメニューがこちら「タン生(ボイルしてあります)」です。
人気メニューで、夕方をすぎると無くなってしまうことも多いため、おじさんたちは昼間から並ぶのです。本当に、本当に美味いのです。
唯一の欠点が、一番好きなメニューを最初に頼んでしまうため、感動がサビ頭になってしまうこと。煮込みも美味いのですが、タン生が最高すぎて出落ちになってしまうんですよね。でも幸せ。
宇ち多゛のベーシックなオーダーとしては、生系のメニューから入って、塩焼き→煮込み→タレ焼きと味の濃いメニューへシフトしていきます。お新香もお忘れなく。
3年ぶりに食べた宇ち多゛「生きててよかった」というくらい感動しました。
コロナ前と変わったな、と感じたのが、お釣りを受け取らないお客さんが増えたこと。1800円のお会計で2000円置いて、釣りはいいよ、とサッと出ていく。コロナで飲食店大変だけど、今日も営業してくれてありがとな、というお客さんの気持ちなのでしょうか。
こういうカッコいいおじさんになりたいなと思いました。
食後は立石を散歩しつつ銭湯へ
長居するお店ではないので、30分もいれば十分。5~6皿でお腹いっぱいになりました。店を出てもまだ16時前。めちゃくちゃ昼間です。散歩しつつ、次の目的地、銭湯に向いましょう。
あ、僕はほとんどお酒を飲まないのでこの順番ですが、たくさん召し上がる方は銭湯→宇ち多゛の順番にしてくださいね。死んじゃいますからね。
立石駅から徒歩10分ほど、喜久の湯さんにやってきました。
この日は3月10日木曜日。東京大空襲があった日ですね。立石のある葛飾区はあまり被害がなかったんですが、荒川を挟んだ本所や浅草は焼け野原となってしまいました。歴史ですね。
喜久の湯さんはレンタルタオルセットなどはないので、商店街の100円ショップでタオルを買ってから行きましたが、店員さんに聞いたらハンドタオルは貸してくれるそうです。石鹸やシャンプーは番台で購入しましょう。
こちらの銭湯はなんとサウナが無料、入浴代に含まれています。水風呂はややぬるめでマッタリ入れるタイプ。心臓が止まりそうにならなくて素敵です。
3セットかましてととのって、ポカリスエット飲んで店員さんと世間話して、それじゃまたと夕方の街を歩いて駅へ向かう。
幸せってきっとこういうことなんですよね。
ストレスまみれの毎日ですり減ったおじさんの心を癒やしてくれたのは、下町の煮込みと銭湯でした。
メンタル不調のおじさんたちは、ぜひ一度立石を訪れてみてください。
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