足立区最大の都市、北千住。駅前にはマルイとルミネがそびえ立ち、「足立区であって足立区ではない」と呼ばれるこの街には、割烹料理を1品300円で提供する衝撃の立ち飲み屋があるんです。
そのお店は北千住駅から徒歩7分の「割烹くずし 徳多和良」。
割烹の味を、1品300円で提供し、立ち飲みスタイルで楽しんでもらおうという、「俺のイタリアン」が手本にしたんじゃないかと思ってしまうシステムのお店。
夕方6時にもう行列。
3人以上では入れないので注意。
10分ほど待って入店
お客さんの回転は早いので、ワクワクしながら待ちましょう。
生ビールもスパークリングワインも300円。すげえ。
まずは「黄ビレチヌ刺し」。”キビレ”ってのは黒鯛の仲間で、そんなに出回る魚じゃありません。
むちゃくちゃうめえ…300円だよこれ…。
刺身には日本酒を合わせます。吉野川の吟醸三年古酒。500円。
「縞海老」。この山盛りで300円。意味わからん。
あまーーーーい!
「ぶり大根」。惣菜じゃないよこれ。レベル高すぎる。
「枝豆のかき揚げ」。抹茶塩でいただきます。幸せ。
「生鮭の塩焼き」。誰かーおにぎりにしてー。
「帆立貝のぬた」。はー。和食がユネスコ無形文化遺産になるのもうなずけます。
「里芋白煮 青柚子かけ」。上品に炊かれた里芋に、青柚子の香り…。エクセレント。
「白ばい貝の煮物」。プリップリです。
ここまでのメニュー、すべて300円ですよ。信じられない。この日食べた中で唯一500円だったのが、「子持ち小鮎の天ぷら」。
頭から丸ごとパクリ。「山岡さんの鮎はカスや」と思わずつぶやいてしまいます。
2杯目は茶こしで抹茶の粉をゴリゴリと擦りながら作っていた「抹茶ハイ」。これまた美味。
付け合わせまで手を抜かない
縞海老の刺身には食用菊。
揚げ物には抹茶塩。
焼き魚に紫蘇の実。
ばい貝にはすだち。
普通の割烹に行けば付け合わせは当たり前ですが、1品300円でこれを出すのはスゴイ。
泥酔客禁止ですので、1軒目に行きましょう!
いやー。美味しかった…。これだけ食べて飲んで4000円ちょいだぜ…。まいりました。
◇割烹くずし 徳多和良
東京都足立区千住2-12
03-3870-7824
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♪♪♪
それでは、足立区出身の木村カエラで「リルラ リルハ」