やってきました鹿児島県桜島。
鹿児島港からわずか15分。24時間営業のフェリーに乗って、人生初の桜島です。
東京の電車だって24時間動いてないのに。すごいな。
9月1日に火山の警戒レベルが下がり、桜島は再び観光可能となりました。そりゃ行かなくちゃね。
桜島観光はレンタル原チャリが最高!
桜島フェリーターミナルに到着。
まずは目の前の「桜島レンタカー」で足を確保しましょう。ホームーページにはなぜか、レンタル原付のことが書いていません。なんでやろ。商工会のページには値段表も書いてありますのでご参考に。
レンタルバイクは2時間2500円。延長は1時間500円。桜島を1週するなら、最初から3時間で考えておいたほうがいいです。1時間あたり1000円ですから。燃料代込みだし。車種はSUZUKIのレッツ4。
レンタルは「火山灰で滑るので、普段載っている人に限ります」との事なので、慎重に運転しましょうね。といっても、滑ることはなかったです。むしろ、運転中に顔に当たる火山灰が痛いので、メットのバイザーは降ろしておいたほうが無難。顔がものすごくおじさんですが、盗んでないバイクで走り出します。
お店でもらう地図が便利
バイクを借りると同時に、島の地図をもらえました。
「ここはカーブがきついです」「この角度の桜島は絶景」「休憩はこの辺」なんて、お店の人から事細かくアドバイスをもらえます。この地図片手に35キロの桜島1周にレッツゴー!
まずは湯之平展望所を目指す
この日は天気も良くてもう最高。ホントに「ヒャッホーーーー!」とか叫んじゃいました。交通量は少ないし、景色は最高だし、まさに風になれるわけですよ。
絶景。
重たいD7200ぶら下げてきてよかった。
展望所にはちょっとした売店なんかもあって、休憩もできます。バイクは展望台真下まで来られますが、邪魔にならないところに停車しましょう。
長渕剛のオールナイトライブモニュメント
展望台を後にして、次は海沿いの「長渕剛モニュメント」へ。
2004年8月21日、7万5千人の観客が埋め尽くした会場。ここに立つまで完全に忘れていたんですが、ここから放送された「長渕剛のオールナイトニッポンフライデースペシャル・今夜もバリサン」。東京のスタジオで曲をかけたりCMを入れたりするスタッフだった。いや、ディレクターだった気がするw
よくここから放送したなあ…。現場の吉田Bさんと生江くん。
富士山と違って街からすぐで良かったね、と思いました。
道の駅へ寄って行こう
港近辺を過ぎてしまうと、桜島にはこれと言って大きな施設はありません。食事をするならラストチャンス。
「桜島小みかんソフトクリーム」が名物だそうです。みかんの香りが爽やか。
本気で1周スタート
さあ、お遊びはここまで。時計回りに桜島を1周していきますよ。
まず見えてきたのが「桜島国際火山砂防センター」
噴火したらこの川を土石流が流れるんですね。怖っ!
アチラコチラに噴火した時の退避スペースがあります。
伊達に数週間前まで避難勧告の出てた活火山じゃありませんね。
「有村溶岩展望所」に到着。
自然公園的な感じに整備されています。
観光バスで中国人の方が沢山来ていました。
子供が喜びそう。
これまた絶景。
桜島の噴火を生で見たいなら、「昭和火口」がある島の東側に回る必要があります。
左折ポイントに注意
桜島の南南東、陸続きになっている部分を左折するのですが、ここがわかりずらい。
景色に見とれて橋をわたってしまうと、桜島から出てしまうのでご注意を。
噴火の恐ろしさを知る「埋没鳥居」
1914年の大噴火で、わずか1日で火山灰に埋め尽くされたという「埋没鳥居」
高さ3メートルあったという鳥居が…埋まってる…。
自然って怖いんだな…。
鳥居の隣の「黒神中学校」の生徒さんが資料室を作ってくれています。えらい。
奥には社殿もありますので、お参りしていくといいですよ。
わたくし、霊感の類は全く無いのですが、社殿のまわりは明らかに空気が違います。ヒリヒリした。
この辺りからは自然たっぷりの溶岩地帯が広がります。
アレが昭和火口か!水蒸気出てる!
島の北側は海を見ながら。
最高だあ!
バイクの後は温泉へGO!
駆け足で観光して回って、1周2時間半のツーリングでした。メッチャ日焼けした…。
そんなバイクの疲れを癒やすのはそう「温泉」!
「桜島マグマ温泉」って強そうですよね。
入浴料たったの300円!都内の銭湯より安い。
レンタルタオルもあって手ブラOK、貸し切りの家族風呂まであります。カップルでどうぞこんちきしょうめ。
手ブラで釣りもできちゃいます
そして、温泉の横の「国民宿舎レインボー桜島」では、釣り竿のレンタルをやっています。
次来たら釣りしよう…。
ありがとう桜島!バイク最高だったよ!