元祖ロメスパ(路麺スパゲティ)といえば、銀座インズの「ジャポネ」。
スパゲッティを「パスタ」なんて呼び出したのはいつのことだったのでしょうか。都会の絵の具にそまってしまった自分を見つめ直すため、銀座インズのジャポネにやってきました。
ジャポネを知ったのは20代の頃。なんとブログを検索したら、初めて行った日のことを書いていました。12年前の文章は恥ずかしいですが晒しておきましょう。
・銀座de学食。(2005年5月29日)。
今だったら絶対に「de」とか書きません。いきってたディレクターの頃ですね。27歳かあ…。
ニッポン放送がお台場フジテレビビルから有楽町に戻ってきたのが2004年秋。ちょうど銀座有楽町でランチを開拓している時期だったのかな。
2005年はデーモン閣下の「ラジベガス」で夜のディレクターをやっている頃。電通も真っ青な超パワハラ上司の下でぜんぜん家に帰っていませんでした。月200時間以上残業してブログで愚痴ってる暇はどこにあったんだろう。
食べすぎです。ストレスは全て食べて解消。そんな僕のイライラを納めてくれるのが「ジャポネ」いつ倒れてやろうか・・・(2005年7月10日)
本日の徹夜明けの1杯はジャポネのナポリタンに決定!
汗だくだくで食べるナポリタン
これぞ「ケチャップ!」という味。まさに「王道」
・・・うまいよう・・・(2006年5月11日)
そんな甘酸っぱいというか激酸っぱい思い出が詰まった思い出の地に帰ってまいりました。
ジャポネの尋常じゃないボリューム
ジャポネはデカ盛りの店としても有名で、「レギュラー」→「ジャンボ」→「横綱」とサイズアップしていきます。この上に「親方(800g)」「理事長(1000g)」という隠しメニューもありますが、良い子のみんなは真似しないように。
和風・中華風・洋風にキムチ、ヘルシー、カレーとバリーエーションに富んだラインナップ。
好みはそれぞれあるでしょうけれども、ナンバーワンはこちら「ジャリコ」でしょうね。ラジオ業界を離れて8年ぶりのジャリコ。弱気にジャンボにしてみました。
醤油ベースにエビ・肉・シソ・トマト・しいたけ・たまねぎ・小松菜。店名にもなっている「ジャポネ」にはエビ・シソ・トマトが入っていないのですが、シソとトマトが入ることによって、鬼ボリュームのスパゲッティをさっぱりといくらでも食べられるというわけ。
ナポリタンも美味いんですが、ケチャップ味に飽きちゃって横綱が限界。理事長を狙うならジャリコかカレー味のインディアンです。覚えておきましょう。
店員さんは覚えてくれてた
驚いたのが席に着くやいなや「あれ、ニッポン放送の人ですよね」とお店の方が覚えていてくれました。すげえな。8年ぶりだぞ。
ただ、大事なことなので何回も言っておきますが、僕は「ニッポン放送の人」ではなくて「ニッポン放送の関連会社で同じフジサンケイグループ内の制作会社の雇われディレクター」です。Wikipediaにも書いてあるからよろしくね。だから異動にならず、ずっと制作部で番組作ってたんだよ。
そんなことはお店の人に分かるはずもなく「お久しぶりですね、お元気でしたか」なんて温かい声をかけていただいて、感動してしまいました。ジャポネはテイクアウトもできるので、あの頃はほぼ毎日番組の誰かが買いに行っていたんですよね。青春だったなあ。
味を変えて完食までひた走れ
ジャポネと言えばこの巨大なタバスコと粉チーズ。盛りが良すぎて味を変えないと後半ツライんです。
このタバスコのデカさ、おかしいでしょ。
醤油味のジャリコにも粉チーズは合うので後半のラストスパートに使いましょう。
うまい。とにかく美味い。昼間はものすごい行列ですが、午後5時~6時とかが狙い目。
有楽町線の銀座1丁目駅1番出口直結です。もちろん銀座や有楽町からも歩けます。
我が青春の味、ジャポネ。カロリーや糖質を気にしなかったあの頃はとんがってたな。炭水化物を腹いっぱい食べる喜びを思い出させてくれたひとときでした。ありがとう。
お店データ
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