就活解禁日にどうしても読んで欲しい1冊「日本で働くのは本当に損なのか-海老原嗣生」

コラム
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本日3月1日から会社説明会が解禁され、本格的な就職活動がスタートしました。

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2016年春の採用に向けた企業の会社説明会が1日解禁され、大学3年生らの就職活動が本格的にスタートした。経団連の日程ルールが変わり、開始時期がこれまでより3カ月遅くなった。

面接などの選考活動の解禁も4カ月繰り下げられ、4年生の8月1日に変更。一方、正式な採用内定の解禁は10月1日に据え置かれたため「短期決戦」となる。-日本経済新聞

渋谷ヒカリエでも合同説明会が開かれていて、朝からリクルートスーツの若者で1個しかないコンビニがごった返しています。こちとら休日出勤するサラリーマン。コレが社会の厳しさだぞと小一時間説教したいところですが、その前に就活生にオススメしたい1冊があります。


「雇用のカリスマ」海老原嗣生さんの「日本で働くのは本当に損なのか」。

ブラック企業、終身雇用の崩壊、うつ病の増加……。それでも滅私奉公を続けますか?
なぜ日本人は、上司や会社の悪口を言うのか、なぜ日本人は、なかなか転職しないのか、なぜ日本では、女性活用が進まないのか―欧米型雇用と比較して日本型雇用の本質を鋭く分析し、まことしやかに信じられている常識を覆す。学生から、管理職まで、企業の雇用問題を知る上で必読の一冊!

去年の今頃も就活生におすすめしたのですが、そもそも今君たちが挑戦する「新卒採用」とはなんなのか、総合職と一般職の本当の違い、昇進の仕組みに「能力主義」の誤解など、とにかく働く前に知っておいて欲しいことが満載なのです。
就活生は全員読んどけ「日本で働くのは本当に損なのか/海老原嗣生」 : たのっちのぶろぐ

ボクはこの本を36歳で読んで、「ああ、もっと早く言ってよぉぉぉ」と思いました。

たとえば、「若いうちに天下が取れる」「実力次第で二十代でもトップに」という企業は、裏を返せば誰でも出来る仕事。しかも、若手に実力で抜かれて天下取られる先輩しかいない会社には行かない方がいいとか。

「異動のメリット」についても沢山書かれていて、「オレはクリエイティブな仕事しかしたくない!」「営業とか総務に異動になったら辞める!」と思ってる若者も多いでしょう。ボクもそうでした。でもね、異動がないと、嫌な先輩や上司も変わらないんですよ。

これは学生時代には気が付かなかった。イヤな先輩や上司が会社にどれだけいることか。定期的に変えてもらわないと困るんですよ。そして、あちこちの部署に仲間を作っておくことが、イザ!というときアナタを救うのです。

大切な伝票を間違えて経理に土下座、どうしても期日に間に合いそうにない契約書を法務になんとかしてもらう、自分の企画にスポンサーを探してきてもらう、どれも企画の部署だけではどうにもなりません。

今、アナタが苦労している「新卒一括採用」も悪いことばかりじゃない、ということも書かれています。スキルもなんもない若者を将来性だけで採用してくれるってスゴイことだったんだなと。

とにかく業界に潜り込め!

就活生のみんなに言いたいことは、行きたい会社に入れなくても、行きたい業界に入っちゃえば後はなんとかなる、ってことです。とにかく潜り込むこと。

ボクも今3社目です。ラジオ時代に同期10人いましたが、残ってるの3人です。新卒で入ったってそのうち辞めるんだから、会社にフラれたぐらいで人生あきらめない!20代ってだけで無敵なんですから。

着慣れないスーツ来て、エントリーシート書き飽きて、面接でボロクソ言われますが、大人になるともっとツラいことしかないから頑張ろうね。

OB訪問はいつでも受け付けるのでお気軽にどうぞ。

コレも読んでみて!お安くなってるよ!

働く前に読んでおきたい6つの話
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