英国旅行2日目、と言っても1日目はほぼほぼ移動で終ったので、実質観光はここから。貴族のホテル、ピーコックの朝食で1日が始まります。

2016年1月28日(木)行程表
- ドラクエの世界に入ったような古城、ハドンホール
- 広大な庭と大邸宅は東京ドーム9個分!チャッワースハウス
- 地元野菜たっぷりのランチを楽しめるファームハウスカフェ
- 田舎町ベイクウェルで味わう、元祖ベイクウェルプディング
- 温泉地バクストンで極楽マッサージ、Devonshire Spa
- ウエッジウッドファミリーの豪邸がホテルになったThe Upper House Hotel
Wi-Fiルーターゲットだぜ
そうそう、夕食の時にTEP社のWi-Fiルーターが配布されたので、ここからはネットが繋がるようになりました。

英国政府観光庁のオンラインショップから申し込むと、今ならなんと15%OFF。ヒースロー空港かパディントン駅で受け取って、返すときはポストに入れればいいというレンタルDVDシステム。

ネットがないとiPhoneもただの文鎮だからね…。このTEP社ルーターの何がいいって、AC変換アダプター付きなので、日本のコンセントとUSBがそのまま同時に使えること。TEP社さんありがとう。以上宣伝のコーナーを終わります。

初体験!イングリッシュブレックファースト
時差ボケのまま朝食のレストランに向かうと…。うお。綺麗。ここ、だいぶいいホテルなんじゃないのか。

そういえば昨夜ホテルの部屋に入った時も、プリントアウトしたお天気と、ウェルカムギフトが置いてあったもんな…。ラグジュアリー。

シャレオツな朝食や…。さすが英国政府観光局仕切り。日英同盟の縁は続いております。

イケメンウェイターさんがお料理を運んできてくれました。照れながらポーズしてくれてありがとう。

じゃん!こちらが正統派の「イングリッシュブレックファースト」。

「英国のソーセージは美味しいですよ」と言われてましたが…。おぅ美味しい!

卵は焼き方を聞かれます。「サニーサイドアップ」ってよく言えたオレ。美味しんぼ読んでてよかった。

英国の人ってキノコ好きかも、このあとアチラコチラでキノコ出てきました。

焼いたトマト。日本ではあまり見かけないですね。テンション上がる。

トマトの下にあるのが、「ブラックプディング」という豚の血が入ったソーセージ。

臭みもないし、僕は好きかも。

その下には揚げパンの土台。

味はクルトンですねw

朝食で唯一ダメだったのが、ビールの酒粕からできた「マーマイト」。

パンに塗って食べるんですけど、しょっぱいのこれ。

同行メンバーの近藤あやさんはエッグベネディクトをチョイスしてました。女子力高いわー。

窓からの景色がザッツ英国で素晴らしかったです。

さあ、いよいよ英国観光の始まりです。車でホテルを出発!

1000年前のお屋敷「ハドンホール」
到着したのがこちら。「ハドンホール城」。映画「ジェーン・エア」「エリザベス」のロケ地としても使われたそうです。

入り口にチョコンと階段が、はて?と思っていると「あそこで馬を降りるためのステップよ」とガイドさん。なるほど!

城と言っても貴族のお屋敷のことで、11世紀の建物だとか。日本は平安時代ですよw

ステンドグラスとか素敵やん。

と、城内をみていたら、なんと住人の方が説明に出てきてくれました。700年間無人だったこのお屋敷に、2014年から住み始めた、現在の持ち主11代ラットランド公爵の弟であるエドワード・マナーズ卿婦人です。人生初、貴族との遭遇w。

貴族と記念写真。朝早かったのにめっちゃ気さくな人だった。生まれ変わったら貴族になりたい。

場内は完全にドラクエの世界ですよ。武器屋探したいですもん。
あれ、窓から人が生えてる。もしかして…あれは…。

ガイドさん「あれはガーゴイルよ」。きたあああああああああ!

RPGのモンスターとしておなじみの石像、ガーゴイルですよ。本物だぁ!

大騒ぎしたところで城内へ向かいましょう。

中世の魅力溢れる城内
中に入るとまずは教会。昔の人がセーブしたり仲間を生き返らせたりした場所です。

あ、昔はセーブなんてなかったわ。復活の呪文を聞くところですね。

続いてキッチン。

当時使われていたままの傷。

「何百年も同じ所を歩いていたから、石が削れたのよ」とガイドさん。

本物の肖像画がかかった壁。ハリーポッターでしかみたことないやつ。

お、武器屋のマーク!ひのきの棒ください!

歴史を感じるタペストリー。

「紋章」っていいですよね。厨二こじらせそう。

2Fの回廊が激しく素敵
階段を登るとなんと綺麗。そりゃ映画撮影するわ。

運良く太陽の光も入ってくれて、幻想的。

ステンドグラスにも紋章。

あー。素敵すぎる。

よく見ると、窓ガラスが曲線を描いているんですよ。デザイン凝ってるなあ…。

そしてこちら、数百年前のピアノ。

鍵盤に品がありますね。

庭に出て大感動
回廊を抜け外に出ると…絶景!

これぞ英国!イメージそのものの風景にしばし立ちすくんでしまいました。

いえーい。

城から見下ろせばこれまた絵に描いたような「ヨーロッパ」。来てよかった。

小川に掛かる橋。星形に飛び出たところは、馬車が通るとき人が避ける場所なんですって。へー。

「あれが…敵の城ね…」的な写真を1枚。近藤さんがアリーナ姫みたいだった。

公爵の大豪邸「チャッツワースハウス」
次に向かったのはダービシャー州にあるデヴォンシャー公爵の邸宅。「チャッツワースハウス」。邸宅と言っても42ヘクタール、東京ドーム9個分の広さがあります。東京ディズニーランドが51ヘクタールですから、8割くらいの大きさが人の家と敷地。英国貴族ハンパないwww

残念ながら邸宅は冬季休業中。改修工事が行われていました。

休業中のところ、英国政府観光庁パワーで、特別にお庭を案内してもらいまいました。庭と言っても、歩いて1時間以上かかる広さですからねw

庭園は、今年生誕300周年を迎えた英国風景式庭園の父、ケイパビリティ・ブラウンさんが作ったもので、世界中から色んな物を集めたそう。

ディズニーシーのインディージョーンズのアトラクションの外観みたい。こういうところが元ネタだったんですね。

これが公園でもなんでもなく、人の家の庭、ってのがなんとも。日本で言うと大名屋敷のすごいやつってことか。小石川後楽園とか。

はー、広い。すごい。

超特別の大サービス
チャッツワースのガイドさんが、特別なものを見せてくれるといいます。

え、まさか、それは…

噴水でた~!!

昔の貴族も、特別なお客さんが来ると、噴水を出して歓迎したそうです。ありがとうございます。

ほかにも熱帯植物園やら、花畑やら農園やらあって、ここだけで1日楽しめます。六芒星見て再びテンション上がる厨二マインド。

北イングランドの緯度は北海道と同じくらいということもあって、景色は十勝平野を思い出す感じです。とにかく緑。

ランチは地元の野菜をたっぷりと
沢山歩いて腹ペコ。お楽しみのランチタイムです。

マーケットも併設されていて、地元野菜がたくさん売られていました。

人類、食べるものはそんなに変わりませんw

果物の写真を取ると、外国っぽくなるメソッド。

チャッツワースから車で5分ほどのファームハウス・カフェ。

沢山のお客さんで賑わっています。

さて、何にしようかな。英語勉強しておけばよかった…。

「本日のハンバーガー」にしました。地元野菜たっぷり!

ガイドさん入れて7人で食事。普段1人旅ばかりなので、たまにはこういうのもいいですね。

お肉の香ばしい香り!

ガブッ!

誰だよ、英国に美味しいものなんて何もないって言ったの。美味いよチキショウめ。

野菜を挟むとまた格別。

絶景続きの国立公園
昼食後はピークディストリクト国立公園の絶景ポイントめぐり。

阿蘇山を思い出しました。

ベイクウェルの「Monsal Trail」。昔は汽車が走っていたそうです。

確かに絶景。

小雨降ってきてめっちゃ寒いw

地名忘れました。「NHK名曲アルバム」に出てきそうな川。

雰囲気いいんですわ。

アヒルかわいい。

田舎町「ベイクウェル」で名物プディング
車で2時間~3時間くらい走ったでしょうか。街に到着しました。

おもちゃ屋さんかな?

うーん。かわいい。

こちらが「元祖」ベイクウェルプディングのお店「Original Bakewell Pudding Shop」まんまかい!

あらやだ素敵な店内。

こちらが名物の「ベイクウェルプディング」。

パイにジャムが塗ってあって、そこにアーモンドシロップたっぷりのカスタード。

どんな味かというと…完全に「杏仁豆腐」!思わず笑ってしまいました。

杏仁豆腐の「杏」はアンズの種のことですが、実際には味の似たアーモンドが代用されているため、中国から遠く離れた英国の田舎町で同じ味のスイーツが誕生していたのです。

甘さはだいぶパンチあります。地ビール飲んじゃうもんね。

1Fではケーキも沢山売っていました。いちいち可愛い。

温泉町「バクストン」で命の洗濯
すっかり暗くなったところで、温泉地バクストンに到着。

「DEVONSHIRE HOSPITAL」という病院だったみたいですね。

ドアをくぐったら巨大なドーム!なんじゃこりゃww「Devonshire Dome」というそうです。

中でサウナ入ったり、プールで泳いだりしたあと、30分ほどエステタイム。英語がよくわからなくて、ガウンの下は全裸なのか、パンツは履いておくのかどっちなのか、ドキドキしたまま終了しました…。

ウエッジウッドファミリーの所有していた館
バクストンから車で2時間、英国陶磁器の里「ストーク・オン・トレント」にある今夜のお宿「TheUpperHouse」に到着。(写真は朝撮った)。

ここは日本でも結婚式のお祝い品としておなじみ「ウエッジウッド」創業者の孫が所有していた館で、現在はホテルとして使われています。

なんと、ボクに割り当てられた部屋は、その孫が寝室として使っていた部屋で、同じく陶磁器ブランドのエマ・ブリッジウォーターで統一されたお部屋!

エマ・ブリッジウォーターの「エマ」さんも、ストーク・オン・トレントに来るとこの部屋に泊まるとか。オシャレすぎるでしょ!

壁の上の棚にはお皿がズラリ。

この部屋に38歳のオッサン1人って…。どうしたらいいの…。

とりあえず動画撮ってみた。
部屋の詳しい説明は旅行雑誌「RSVP」に載っているので参考にして下さい。
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豪華ディナーで2日目終了
1日を1記事にするの無理なんじゃね、と思い始めた2日目、ホテルの豪華ディナーで〆ましょう。シュワシュワのむこうに美人。いいですね。

前菜。グイグイ進んじゃっていけません。

海老のロイヤルサラダ。サイゼリヤの小エビのサラダの本物のやつですw

ヒレステーーーーーーキ!うまーーーーーーーーーーーーー。

はぁはぁ。自然を満喫した2日目でした。3日目は陶磁器の里、ストーク・オン・トレントで爆買いしたりオリジナルカップを絵付けしたり、夜のホテルでとんでもないことが起きたりするよ!お楽しみに!
イギリス旅行記
・ウェッジウッドが500円!? 英国陶磁器の里ストーク・オン・トレントで爆買い【イギリス旅行記3日目:前編】
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