【近い!近すぎるよ天然記念物!】
佐渡と言えばトキと金山。佐渡島の両津港に到着してすぐ向かったのは「トキの森公園」。車で20分くらいの距離です。
ここへ来るまでトキって絶滅したんだと思ってました。正確には日本では絶滅してるんですが、中国の生き残りを借りてきて、佐渡で繁殖して増やし続けているとのことなんですね。知らなかったわー。
僕はぼっち旅で話しかける相手もいませんが、団体で来たときはお静かにね。
まずは駐車場からすぐの「トキふれあいプラザ」へ。天然記念物とふれあっちゃっていいのでしょうか。
入園券は資料館と共通なので、1回買えばOK。2施設で400円と良心的なお値段になっております。
入り口が真っ黒でちょっとビビる。なるほど、トキから人間が見えないようにするため中は暗いのね。
広い飼育ゲージの回りをぐるりとマジックミラーでみる感じになっています。動物園によくあるやつですね。
うお!トキ近っ!
最短距離、わずか2センチまでトキに大接近。天然記念物大サービスですw
水槽にはどじょうが放たれていて、目の前で餌を食べるところを観察できます。
ぎゃあああ!近い近い近い!
落ち着いて一眼レフを構えれば、トキの大迫力写真撮り放題。ガラスを挟むのでマニュアルフォーカス使わないとしんどいですけどね。
ここには4羽の親子が暮らしています。大人になると繁殖期に羽が黒くなるんですって。
2Fもあって、双眼鏡で上から観察することも可能。
こんなふうに見えるよ。
望遠鏡は「トキの巣」にセットされています。卵とか温める時期に使うんでしょうね。
「ありがとうございましたー」と出ようとしたら、受付のお姉さんが「折り鶴」ならぬ「折り朱鷺」をくれました。なにこれオシャレ。
作り方もあるのでおうちでやってみてください。
トキの歴史を学べる資料展示館へ
トキを至近距離で観察し終わったら、次は資料館へ向かいます。
いきなりゆるキャラ登場。サドッキーくんです。
つぶらな瞳がかわゆい。
トキの学名は「ニッポニア・ニッポン」。遠い昔に習ったような気もします。そりゃ絶滅したときはショックだったろうなあ。
この「キン」が日本野生生まれ最後のトキ。最後のトキ、とかいうと北斗の拳のトキがずっと頭をよぎりますが、1968年に幼鳥だったということはこちらが先輩ですね。
最後のオスがこちらのミドリくん。残念ながら子供を残せなかったそうです。プレッシャー大変だったね。ご苦労さんと声をかけたくなります。
そんな中、ひときわお祭りムードな展示が。なになに…自然界でのトキひな誕生とな。ここで育てたトキを2008年から自然界に放鳥して、2016年にひなが誕生したと。なんと40年ぶりのこととか。へー。
顔ハメパネルもあって、ちょっと笑ってしまうw
NGTがやるとこうなるそうな。
おお!トキいた!
しかし、鳥インフルエンザのため近づけず。さっきふれあい館でたっぷり見たからいいか。
トキについて知らんことばかりだな、と大変勉強になりました。顔ハメは思った以上に楽しかったです。
さあ、佐渡の美味い寿司を食べに次へGO!
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