せっかくハワイに来たならば、本場のフラダンスやファイヤーダンスを見ておきたいですよね。常磐ハワイアンセンターもいいけど、北関東より太平洋で見たいんだ!
ワイキキのど真ん中に750席のショーベース
ということでやってきたのはワイキキのど真ん中、ロイヤルハワイアンセンター4Fに750席という本格的な劇場を構える「ロック・ア・フラ」。渋谷のO-WESTよりキャパ多いってなかなかのサイズですよ。
ロック・ア・フラはなんと言っても好立地。泊まっていたシェラトン・ワイキキのすぐ横だし、ショッピングモールの中にあるし、さらにH.I.S.の真上という日本人には超安心の場所にあります。
予算と時間で選べる4つのコース
ロック・ア・フラには4コースあって、ショーだけを見るお手頃プラン「Rockin’Show(69ドル)」、ビュッフェ食事付きの「Luau(109ドル)」、コース料理とステージサイド席確約の「StagesideVIP(149ドル)」、楽屋裏ツアーもついてる最高級プラン「GreenRoom(185ドル)」となります。
コースによって集合時間も違うので、食事は他で食べてショーだけ見る、ゆっくり料理を食べてショーを満喫するなど、観光プランに合わせて選べるのがいいですね。
そして気が付きました? ホームページが日本語対応してるんです!安心感がぜんぜん違います。どのコースにどのオプションがあるとか、英語で書かれても僕にはわかりません(笑)。これなら町内会で行っても気軽に寄ることができます。
今回はたまたまハワイに行ったタイミングにプレスデーがあって、現地のアナウンサーさんにダメもとで依頼してもらったところ、なんと最高級プランの「GreenRoom」が取材OKに。
ああ…ブログ書いててよかった。
旅行会社の紹介ページの10倍のボリュームでお届けします。
会場に入る前から雰囲気作りは始まっている
会場に到着すると、ウクレレの生歌が聞こえてきて、すでに誰かが踊っています。さすがプレスデー!と思ったら、こちらは食事付きの3コースには全部ついている「ウエルカムフラ」。
南国リゾートの調べに、日本を脱出してよかった、帰ったら上司に辞表を叩きつけよう、と心が洗われていきます。
GreenRoomプランは楽屋裏ツアーからスタートします。こちらは参加者に配布されるバックステージパス。ちょっと業界人になった気がしますね。(取材は関係なく、GreenRoomプランの特典です)。
VIPは入り口も違います。さすが資本主義の国U.S.A。どっちかの夜は昼間。
一歩入ればこれまたVIP扱い。満面の笑顔で「アロハ~」とお出迎えです。
壁にはいきなりのプレスリー。とっても少女革命ウテナっぽいんですが、ヤングのみんなには分からないかしらかしらご存知かしら?
ロビーにはエルビス・プレスリーが実際に着た衣装や、
マイケル・ジャクソンが使用したタオル、
様々なロックスターがハワイ公演に来たときの貴重なアイテムが飾られています。
ロビーを抜けたら関係者入り口へ。「ほんとに入れちゃうんだ感」がすごいです。出演者のリアルロッカールームはこの通り。扉を開けたらプレイボーイのグラビアとフットボール時代の写真が貼ってあるのでしょうか。
ステージ裏には所狭しと衣装が並んでいます。国内でここまで見せてくれる劇場はそうそうないんじゃないかな。
こんなセクシーな衣装も山積み。さわっちゃダメですよ!
特効用の扇風機。ドライアイスでスモーク出すのかな。
本番用のマイク。しっかり名前入りです。PAでもやらない限りなかなか見られるもんじゃありません。
舞台装置はテンション上がりますよねー。根っからの裏方気質です。
こちらは楽屋裏ツアーを案内してくれる劇場の偉い人。残念ながら説明は全部英語ですが、なんとなーく雰囲気で理解しましょう。中高大で10年習った英語が少しは役に立つはずです。
そんな中、「お前、つけてみるか」と渡された本物の衣装。ライオンキングのやつだ!
「トライしてピクチャーすればいいさ」的なことを言ってくれたのでパシャリ。みんなで撮影タイム開始です。
楽屋の次はなんとステージへ。
ディレクターという職業柄、楽屋へご挨拶に行くことはままありますが、舞台の上に立つことは舞台監督をやるときしかないので、久々の緊張感。
ここでも記念撮影ができちゃいます。プライスレス。
ステージからの客席はめったに見られない景色。エンタメ業界以外の人には貴重な経験になるのではないでしょうか。
GreenRoomでセレブ体験
ステージを見て回ったあとは「GreenRoom」というところに向かいます。
すごいセレブな部屋に通されました!GreenRoomを直訳すると「楽屋」ですが、前室というか、VIPゲストが出演者に挨拶しに来る部屋みたいなところだそうです。
ドリンクもセレブ。こういうのが大人だよ!
GreenRoomだけに、メロンリキュールの「MIDORI」を使ったカクテルが振る舞われます。
おつまみもセレブ…。偉い人にくっついてパーティに行ったときの感じや。
お部屋には綺麗なオネーサンも。このときはまだ理解してなかったんですが、お二人とも出演者で、赤いお姉さんはスターの一人。その日によって違いますが、出演者にここで会えちゃうわけですね。
2ショット撮影すると、あとで写真パネルがもらえます。なにこの昭和の海外旅行感!高度経済成長期ですか。
この部屋はエルビス・プレスリーの楽屋を再現したものだそうです。プレスリーはハワイ好きだったため、シャンデリアがパイナップルだったんですって。シャレオツ。
さらにフルーツいかが?なんて言われちゃったりするわけですよ。気分は叶姉妹。
いやー、セレブ。超セレブ。一人185ドルの力を思い知りました。カクテルをグビグビ飲んだら「楽屋裏ツアー」は終了です。いい経験だった…。
ステージ前の特等席でリッチな食事に舌鼓
ツアーの後はお食事タイム。ステージ前の特等席が用意されていました。これもGreenRoomプランの特権です。
メニューは安心の日本語!プランにドリンクも含まれているので、選びたい放題となっております。(おかわりは有料)。
南国っぽく、ラバーフローでいってみましょう!
うえーい、めっちゃリゾート!横にあるのは嫁のブルーハワイです。
ここからのタイムスケジュール。ディナータイムはたっぷり90分あるので、館内見学も楽しめます。
まずはでっかいロブスター!
どうやって食べるんだこれ…と思っていたら、お兄さんがガシガシ解体してくれる!
うひょー!身がたっぷり!!
メインはテンダーロイン(ヒレ)ステーキにサーモン。肉もシーフードも一度に楽しんじゃうという贅沢三昧。
荒っぽいアメリカのステーキかと思ったら柔らかっ!子どももお年寄りも大喜びですよこれは。
ココナッツとパイナップルのアイスで〆。コーヒーも来ます。現地メディアの皆さんから「ここの食事は美味しいから期待しておけ」と言われていたんですが、確かに美味しい。レストラン単体として十分にイケてます。149ドルのコースでもこの食事なので、食事なしの69ドルコースと比べると、80ドルプラスで席も良くなるならアリだなー。
そしてお料理を持ってきてくれたり、ドリンクをサーブしてくれる店員さんが実はダンサーだったりして、「あれ、さっきのお姉ちゃんがセクシー衣装で踊ってる!」みたいな興奮を味わえます。
店員さんの顔を覚えておくといいですよ。
子どもには「宝探しツアー」のサービスも
さらに特別イベントとして、子どもには館内宝探しツアーが用意されていました。
地図は日本語ですが、ツアー案内は全力で英語!でもこれが逆に良くて、言葉の通じない外国人とどうやってコミュニケーションを取るか、息子には夏休みのいい経験になったみたいです。
豪華ハワイアンショーの幕開け
時刻は夜8時。さあ、お待たせしました。ショーの開幕です!1920年代から現代までのハワイを、音楽とダンスを通じて表現していくそう。楽しみ!
ハワイアンが流れ初めたと思ったらいきなり上空から人が振ってきた! つかみが乱暴ですが客席のボルテージが一気に上がります。こんなアクロバティックなのかよ(笑)。
1920年。およそ100年前のハワイはどんな感じだったのでしょうか。
綺麗なオネーサンいっぱい出てきたー!
当時はこんな衣装だったんですね。民俗史の勉強にもなります。
さっき記念撮影したお姉さん、めっちゃ歌上手い。ここで歌手の人だったんだと気がついたんですけど。
うーんトロピカル。異国情緒満喫です。
ステージと客席、こんなに広いんですよ。たしかにこれは750人入るわな。
あらやだイケメン。さっきキッズツアーをやってくれていたお姉さんも踊ってる。
演奏はもちろん生バンド。最高です。
ステージ下にもダンサーがどんどん降りてきます。
思わず1000円札をはさみたくなりますが自重しましょう。
高露出のイケメンもがんがん登場して、お父さんもお母さんも眼福なステージ。布なんていらない!
ムッキムキ!
パツキンいえーい!
この距離で歌ってくれるってすごくないですか。まさに砂かぶり。
トリビュートアーティストのディナーショー!?
そしてここからが本番!トリビュートアーティスト、エルビス・プレスリーのショーが始まりました。
客席に降りて一人ひとりと握手。完全にディナーショーwww
歌いながら2階席も回っちゃうよ!
マダムには大サービス!これはハワイの氷川きよしや!
完璧にプレスリーに見えてきた!かっこいいぞ!
続いてはマイケル・ジャクソン!キング・オブ・ポップ!
遠目に見ればマイケル!ハワイのマイケル!
スリラーではゾンビもいっぱい出てくるぞ!アルバム6500万枚のギネス記録は伊達じゃない。
ライオンキングとコラボもしちゃう。この頭飾りは先程楽屋裏ツアーでかぶらせてもらったやつだ。
そしてビリー・ジーン。マイケルは鉄板。
クライマックスはファイヤーダンス!
あー、楽しかった、なんて思っていたら、立ち上る炎!ここからがクライマックス!!
ガチのファイヤーダンスが始まりました。お兄さん、なぜか素手で炎をつかみまくります!
うおー、グルグルまわってる!初めて本物見た!
まさに「ど迫力」。
全く意味がわからないけど、素足で炎を回しております。おかしいでしょ。
最後はダブル!すげー!ハワイすげー!!最高のパフォーマンスをありがとうお兄さん。
そしてフィナーレへ
最後は全ダンサーそろってのトラディショナルなダンス。
プレスリーもマイケルも参加してなんでもありの大団円。ショーだけなら69ドル。全然あり!
ステージは写真撮影OK(フラッシュと動画は不可)なので、ちょっとした望遠があればイケメンも美人のお姉ちゃんもプレスリーもマイケルも取り放題!カメラをお忘れなく。
ちなみに今日の写真は便利ズームのタムロン16-300mmで撮影。そんなに明るいレンズじゃないんですが、ISO6400まで上げればぜんぜん撮れちゃいます。取材の友よ。
終演後は記念撮影タイム。マイケルと触れ合ったり、
プレスリーと写真を撮ったりできちゃいます。インスタに載せよう。
他にも出演者みんなと撮影できるので、お気に入りを探しておくと吉。うちの息子はファイヤーダンスのお兄さんがすげえって言って撮影してもらってました。これもコース代金に入ってますのでご安心を。
家族みんなで楽しめるハワイアンショー
老若男女楽しめる、とはよく言いますが、ロック・ア・フラはまさにそんな感じ。プレスリーの曲は40代の僕に馴染みはないけど、シニア世代に刺さるだろうし、マイケルの楽曲は鉄板。ディナーショー要素にイケメンの筋骨隆々ボディでお母さんはときめき、お父さんはたわわなハワイ美女に鼻の下伸ばし放題。子どもたちは生のファイヤーショーの迫力に圧倒され、キッズツアーで英語のお勉強。家族みんなが満足できるのはありがたいですね。
4つのコース設定でお財布と相談できるのもいいと思いました。ロイヤルハワイアンセンターの下のフロアはフードコートなので、お金のない学生や若手OLの旅行だったら下でサブウエイとかハンバーガーでも食べてショーだけ見ればいいし、楽屋裏ツアーはいいや、食事はビュッフェがいいや、と選択肢があるのはとても親切。
繰り返しになりますが会場を一歩出ればショッピングモール。夜でも安心ですし、次の予定も入れやすいので、この立地をロック・ア・フラはもっとPRすべき。治安のいいハワイとはいえ、子ども連れて夜道歩くのイヤですもん。
2018年9月30日までは「夏の子ども無料スペシャル」をやっていて、Luau(ビュッフェ)プラン大人1枚につき子ども1枚(66ドル)が無料になるので、これからハワイに行くご家族は是非どうぞ。
旅行サイト「ベルトラ」経由だと、10%OFFになるので更にお得です。
予約はこちらから→ハワイのオプショナルツアー予約VELTRA
・ロック・ア・フラ公式ホームページ(日本語)
取材をコーディネートしてくれたハワイのみなさん、マハロ! 激楽しかったです!!
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