渋谷駅から徒歩10分、新南口の反対側を恵比寿方向に進んで行った所に、食の闘技場(コロッセウム)が存在します。
地名で言うと鶯谷町。最寄り駅は代官山という高級住宅街でもあり、山手線の鶯谷駅とは別の場所です。
ここに存在する闘技場の名は「中華料理 仙台や」。真っ赤な幌は歴戦の戦士が流した熱い血潮を彷彿とさせます。
ただの中華料理店と思うなかれ。この店を甘く見ると、とんでもないことになるのです。
ここまで来たらやるしかありません。暖簾をくぐったらもう、引き返せないんだぜ。
「メニュー」なんて横文字はありません。ここにあるのは「献立表」。給食以来の衝撃です。
コチラの2枚看板は「チャーシューチャーハン」と、
カツカレー。
チャーシューチャーハンは以前の戦いで、辛くも勝利を収めたので、今日は「渋谷区最凶」との呼び声高い、「カツカレー」と戦うことにしました。覚悟はできています。
真っ赤なテーブルはスペインの闘技場を舞うマタドールのよう。そして負けた戦士の骨は拾ってやるぜ、というメッセージを感じずにはいられない茶色いツボが備えられてます。
胃のコンディションを整える、もやし食べ放題。ウォーミングアップはバッチリです。
最凶のカツカレーがやってきた
「はいお待ち」の掛け声とともにやってきたのは、直径50センチを超えるであろう大皿に、コレでもかと盛られたカツカレー。
縮尺、おかしいだろ…。
カツもデカイ…「食えるもんなら食ってみろ」というお店の意気込みを感じずにはいられません。
カレーは懐かしの日本風。給食を思い出します。子供5人前くらいありますが、この美味さならいけちゃうかも!
揚げたてのカツはサックサク!満足度高いわー。
ルーにもたっぷりの豚肉。そこまでサービスしなくても、という気になってきます。
カツカレーにはスープが付いてきます。チャーハンの横にあるアレです。そう、ここは中華料理店。
10分経過。食べても食べても…減らない…。
15分経過。あとすこし、あとすこしが…。
胃袋がはち切れそう…。
限界…。ごめんなさい。ボクの負けです。
さらにこの上に「大盛り」があるのです、我こそはというフードファイターは、仙台やに集合だ!
ごち…そう…さまでした…。
□仙台や
渋谷区鶯谷町1-3
03-3461-8114
営業時間[月~金]
11:30~15:00 17:00~20:00
[土]
11:30~15:00
日祝定休日