7年ぶりのアルバム「いつか、その日が来る日まで…」を引っさげた矢沢永吉さんのコンサートツアー、EIKICHI YAZAWA CONCERT TOUR 2019『ROCK MUST GO ON』。
幸運にもチケットを手に入れる機会に恵まれ、国立代々木競技場第一体育館3daysの最終日に行ってまいりました。
人生初YAZAWAです。
エネルギッシュなシニアに驚愕
原宿の駅から会場に向かう道中、観客の年齢層に驚きます。全身白のスーツやライダースジャケットを身に着けたやんちゃなシニアたちが、うっきうきで道を埋め尽くしているじゃありませんか。
矢沢永吉さんが名著「成り上がり」を発表したのが1978年。実に41年前となります。
信じられませんが、矢沢永吉さんは今年で70歳。同じ時代を生きてきたファンたちも定年退職をとうに迎えている世代ですよね。そんなみなさんがグッズ売り場に並んで続々と買い込んでいくわけですよ。
もちろん、親子で来ている方や若者もいますが、平均したら50代後半くらいが中心なのかな。見慣れない客層に戸惑いながらも、エネルギッシュなシニアにビックリしました。これは定年を75歳にすべきですね。
YAZAWAといえばタオル、タオルといえばYAZAWA。1500円のフェイスタオルをゲットして会場へ。
矢沢永吉さんのコンサートは全てチケットレス。QRコードと身分証明証がなければ入れません。「YAZAWAの勘」で100%電子チケット化したそうですが、これは素晴らしい決断だったのではないでしょうか。
開演前の「永ちゃんコール」を学ぶ
会場に入りましたがなにせ初めてのコンサート、こちとら勝手がわかりません。1万人を超える大観衆の中、コーラを飲んで待っていると、「永ちゃん!(永ちゃん!)」とコール大会が始まりました。大昔から続く恒例行事なのでしょうか。真っ白なスーツのファンが音頭を取って、会場のあちこちから永ちゃんコールが響きます。
僕は中学高校と乙女塾の追っかけだったんですが、コンサートの開演前にコールをする文化はなかったので、これはすごいなと思いましたね。ウェーブなんかも起きてました。
この「永ちゃん!(永ちゃん!)」コールなんですが、リズムはお神輿の「わっしょい!わっしょい!」と同じです。一人が「永ちゃん!」と叫ぶ、周りがついていく。この繰り返しです。イメージに反して和風。そう、このコンサートはお祭りなんですね。チケット価格も大人!
幕が開ければ圧巻のコンサート。くっそカッコええ。ホントに70歳かよ…。タオルを思う存分宙に投げ、2時間の夢のような時間が過ぎていきました。ニューアルバムの曲もよかったな…。
最後はMCで、「美味しいビール飲んで帰ってください。できればサントリーで」という鉄板トークもあり、普段は飲まないビールで乾杯しました。もちろんプレモルで。
結論
日本のシニアは元気すぎるので、YAZAWAを聞きながら75歳までハツラツと働いて、後期高齢者は85歳からでいいのではないでしょうか。
最高でした。