浅草に「英語が身につくカフェバー」があるというニュースを見かけました。
会話も英語! オーストラリア好きにはたまらない浅草のカフェ – LINE NEWS
cafe Byron Bay(カフェ バイロンベイ)はオーストラリアに住んでいた店主による「英語を喋るカフェバー」です。
店主が、現在の日本にある英会話スクールや教材の、料金の高さや
「そのやり方じゃ、たとえ何十年勉強したって、喋れるようにはならないでしょ」と思うような、レッスン内容に驚いて・・「もっと安い料金で、しかも確実に、英語を学べる場所があるべきだ」という想いから、2013年11月、東京の浅草にてcafe Byron Bayの1号店が、オープンしました。
当店では、いわゆる英会話スクールやカフェのような、入会金・レッスン料は、一切いただきません!ご注文いただいた商品の代金だけで、大丈夫です。ーお店のホームページより
なんと。これはTOEIC260点のボクのためにあるような店じゃないか。ううむ。討ち入りするでござる。
浅草の外国人観光客が大集合
つくばエクスプレス浅草駅A2出口から徒歩30秒。
出たら左に進んで、この角を左に。
看板が目印。
肉好きのアナタには、あの「本とさや」の前だというとすぐわかると思います。ここウマイんだよなあ。
青いお店で目立ちます。
オーストラリアのコアラがお出迎え。
「当店ではスタッフが英語で接客対応しています」…脂汗が出てきました。
営業時間はこんな感じ。
勇気を振り絞って入ってみましょう。「ハ、ハロー。」……「※◇◎▲■!」………え?
とりあえずウェルカム的なことを言われたのでしょうか。全く聞き取れません。店内はほぼ満席。荷物をどけてくれて、カウンターの椅子を指さしています。座ればいいのかな。店内を見回すと日本人は3人。外国人の方が7人。これはアウェーだ…。
メニューは安心の日本語表記あり。でも英語でオーダーするんだけどね。アイスコーヒーにアメリカンが570円、カフェラテ600円とちょい高だけど許容範囲。
はっと気がついたのが店内の香り。外国の匂いがする。輸入雑貨店と同じ匂い!すごい外国感。そして観光案内やドミトリーのパンフなどが置かれています。そうか、ここは日本人が英語を学ぶ場という前に、浅草に世界中から来る観光客が、安心して英語でオーダーできて話せる店なんだ。なるほどね。
「ソイラテ、ラージプリーズ」「※◇◎▲■?」「ホ、ホットで」
いきなり日本語が出ましたが、多分、アイスorホット的なことを聞かれたに違いありません。とにかく店内には英語が飛び交ってます。9割聞き取れません。ボクの他に2人いた日本人も、お一人は普通に英語で話していて、他の外国人の方と「ナイストゥーミーチュー」ってシェイクハンドしてるし。欧米か。
もうお一方はカウンターで電子辞書をだして会話集をみているマダム。英会話を勉強しにきてる感ありありです。
カウンターの中は女性の店員さんで日本人だったけど、当然フル英語。浅草の観光案内を英語でどうやったらいい?って日本人のお客さんが、英語で聞いてアドバイスもらってる(多分)。
なるほどねえ。日本人同士も英語で喋ってる不思議な空間です。楽天の会議もこんな感じなのかしら。「大事なことなので日本語で言います」とかないんだぜ…。
いや、これはホントに英語を勉強しようと思ったら素晴らしい環境ですね。ボクには何言ってるかサッパリわかんねえけど。
ちょっとした会話のカンニングペーパーはメニューの横にあります。
これがないとお会計すらできませんからね。まだサンキューとソイラテプリーズ以外の言葉を発せていません。いやでも、このしびれるアウェー感はいい。この店が大丈夫なら、裏道のスナックも隠れ家バーのカウンターも全然怖くない。だって日本語使えるから。
フリーWifiもあるし、インターナショナルな原稿を書くときには最適だな。
トイレは英語でレストルームって言うんだね。
にぎやかなレストルーム。
世界は同じ、世界は丸い、世界は1つ、みたいなやつですね。
モーニングは10時から11時半、11時半から14時までランチ。3時間休憩があって17時からバータイム。外国人観光客とワンナイトラブ友達になりたい人は来るといいぞ。
コーヒー1杯で英語のシャワーを浴び、個人的には初めて外国特派員協会の会見に放り込まれた日のことを思い出しますた…。これは、スパルタで英語に慣れたい人は行くべき。今すぐ行くべき。
最後に「チェックプリーズ」と言って、店を後にしました。お会計の時いろいろ話しかけてくれたけど、一言も理解できなかったよ…ゴメンね…。
ハバナイスデー!
◇cafe Byron Bay
東京都台東区西浅草3-2-12
Tel: 03-5830-7984
♪♪♪
数少ない、お金を出して買った洋楽から1曲。マライヤキャリーで「恋人たちのクリスマス」